枚方市の楠葉から名神高速の大山崎ICから新名神経由で高槻ICから降りて、下道を10分程度走って、コインパーキング「塚脇1丁目24時間駐車場」に到着。40分程でスムーズに移動できました。駐車場自体は広いですが、契約駐車専用スペースがほとんどを占めており、時間貸は5台のみのスペースです。それでもこの日は日曜日でしたが、私の車を入れて2台のスペースが埋まっている程度の利用率でした。1日最大利用料金は600円。30分毎に200円かかります。この日は登山観光の所要時間は2時間程(細かくは、登り30分程、食事休憩50分程、帰り20分程)で駐車料金は600円でした。 駐車場から歩いて5分ほどしたら、介護施設を通り過ぎ、山沿いを右手にまわり、すこし歩くと右側に「三好山へ40分」と記した案内看板が立っているのが確認できます。あとは、所々に手書きも含め丁寧な案内を目印に歩くだけです。所々で道が狭い箇所が存在しますが、勾配は緩やかで軽くハイキングするペースで登っていけると思います。この日も何組かの登山客と出会いましたが、ご高齢の方々も団体客を含め多く見かけました。因みにもう1つ別のコースが存在します。わたしは、山上からの帰りに、「大手石垣」を観るためにこのコースを利用しましたが、登りで利用するには、足元が悪く、勾配はきついので、個人的にはお勧め出来ません。前述のとおり帰りはこちらのコースを利用したのですが、砂利に足をとられて滑って転けそうになりました。帰りであっても足腰に自信がない方や雨で道がぬかるんで悪路の場合は「大手石垣」を観たら山上に引き返して、緩やかなコースから降りた方が安全と思います。 山上からの景色は、この日はよく晴れいたのですが、天気予報で言っていた12月には珍しい黄砂が原因なのか遠くにみえる生駒山はスモックがかかったように霞んでいました。それでも西方面はあべのハルカスから東方面は石清水八幡宮があるあたりだと思いますが、広範囲に見渡せる抜群の鳥瞰がひらけています。戦国時代は西国と京都の間で監視する地としては抜群の場所だったのだろうと感じることができました。勿論、淀川を挟んで飯盛山と向き合っており、京都に入る主要地として三好勢が支配していた構図が容易に想像できました。 頂上の主郭跡はというと、広場のようにひらけていて、丸太を利用した椅子があったりと登山者の方々もめいめいでお弁当を広げたりしてのんびりとした光景でした。主郭跡の西側は摂津峡の方となりますが、川の音は微かに聞こえましたが、川そのものは大分下方にあり視認は出来ません。摂津峡側は何しろ崖の地形なので近寄ると危険です。天然の要害なのがよくわかります。摂津峡そのもの景観は楽しめませんが、山の斜面一面の紅葉の景色は大変綺麗でした。わたしも弁当を食べながら景色を楽しみました。 帰りは、前述したとおり大手石垣を観るため、来た道とは別のコースを利用しました。来た道との分岐点から100mもない距離(感覚です)に石垣があります。個人的には石垣が城跡の中では一番の見どころと思いました。山中によくもこれ程の規模の石垣をつくったものだと突如として現れるその威容さに驚きました。これもあくまでも個人的な感覚ですが、飯盛山城の石垣はまだ保存状態がよいように思いました。一方の茶臼山城の石垣は保存状態は決してよいとは思えませんが、高さがあってスケールがあり、飯盛山城の石垣よりも迫力があると感じました。そのあとは、ひたすら坂道を...
Read more大阪府高槻市にある、三好長慶の居城です。
芥川山城は、北・西・南の山裾を芥川がめぐる天然の要害・三好山(標高182・69m)に築かれた戦国時代の山城です。
最大で東西約500m×南北約400mに広がる地域には、最高所に主郭を配し、幾重もの曲輪と土塁・堀切などの防御施設が設けられました。現在でも、城跡を歩くと堅土塁や土橋、虎口、大手道からの大手門の跡の左右の石垣などの遺構を見ることができます。
三好長慶が天文22年(1553)に入城しています。
三好...
Read more☆織田信長以前の当時の天下たる畿内の覇者『天下人 三好長慶』の居城‼️ 1553年(天文22年)に摂津守護「細川晴元」を追った三好長慶が入城、三好氏重臣「梟雄...
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