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Usukuchi Tatsuno Soy Sauce Museum — Attraction in Tatsuno

Name
Usukuchi Tatsuno Soy Sauce Museum
Description
Nearby attractions
Tatsuno Castle
128-1 Tatsunocho Kamikajo, Tatsuno, Hyogo 679-4179, Japan
Tatsuno History & Culture Museum
128-3 Tatsunocho Kamikajo, Tatsuno, Hyogo 679-4179, Japan
Kajō-kan
30-3 Tatsunocho Kamikajo, Tatsuno, Hyogo 679-4179, Japan
Tatsuno Park
Tatsunocho Shimokajo, Tatsuno, Hyogo 679-4162, Japan
Shuentei
6 Tatsunocho Nakakajo, Tatsuno, Hyogo 679-4170, Japan
Tatsuno Park Zoo
49-1 Tatsunocho Shimokajo, Tatsuno, Hyogo 679-4162, Japan
Shirasagi-yama Park
Tatsuno, Hyogo 679-4161, Japan
Nakagawara Park
Tatsunocho Tominaga, Tatsuno, Hyogo 679-4167, Japan
Ancient Tatsuno Castle ruins
Tatsunocho Kitatatsuno, Tatsuno, Hyogo 679-4171, Japan
Nearby restaurants
そうめん&コーヒー すずむら
Tatsunocho Ote, Tatsuno, Hyogo 679-4178, Japan
さばと
3-1 Tatsunocho Kamikajo, Tatsuno, Hyogo 679-4179, Japan
じょんの庵
231 Tatsunocho Nakakajo, Tatsuno, Hyogo 679-4170, Japan
割烹仕出し料理 よこた 本店
153 Tatsunocho Asahimachi, Tatsuno, Hyogo 679-4175, Japan
梅玉旅館 食事処 片しぼ
1 Tatsunocho Honmachi, Tatsuno, Hyogo 679-4165, Japan
SUSHI&VEGETABLE 心
386-2 Tatsunocho Hiyama, Tatsuno, Hyogo 679-4161, Japan
Sakura-michi
69-1 Tatsunocho Shimokajo, Tatsuno, Hyogo 679-4162, Japan
旨いから揚げと和食のお店 あの頃
380-10 Tatsunocho Higai, Tatsuno, Hyogo 679-4122, Japan
すくね茶屋
22 Tatsunocho Shimokajo, Tatsuno, Hyogo 679-4162, Japan
よこた東店
7-20 Tatsunocho Domoto, Tatsuno, Hyogo 679-4129, Japan
Nearby hotels
Futaba
190-2 Tatsunocho Kawaracho, Tatsuno, Hyogo 679-4166, Japan
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Keywords
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Usukuchi Tatsuno Soy Sauce Museum things to do, attractions, restaurants, events info and trip planning
Usukuchi Tatsuno Soy Sauce Museum
JapanHyogo PrefectureTatsunoUsukuchi Tatsuno Soy Sauce Museum

Basic Info

Usukuchi Tatsuno Soy Sauce Museum

54-1 Tatsunocho Ote, Tatsuno, Hyogo 679-4178, Japan
4.1(210)
Closed
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spot

Ratings & Description

Info

Cultural
attractions: Tatsuno Castle, Tatsuno History & Culture Museum, Kajō-kan, Tatsuno Park, Shuentei, Tatsuno Park Zoo, Shirasagi-yama Park, Nakagawara Park, Ancient Tatsuno Castle ruins, restaurants: そうめん&コーヒー すずむら, さばと, じょんの庵, 割烹仕出し料理 よこた 本店, 梅玉旅館 食事処 片しぼ, SUSHI&VEGETABLE 心, Sakura-michi, 旨いから揚げと和食のお店 あの頃, すくね茶屋, よこた東店
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Reviews

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Tatsuno Castle

Tatsuno History & Culture Museum

Kajō-kan

Tatsuno Park

Shuentei

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Shirasagi-yama Park

Nakagawara Park

Ancient Tatsuno Castle ruins

Tatsuno Castle

Tatsuno Castle

3.9

(399)

Open 24 hours
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Tatsuno History & Culture Museum

Tatsuno History & Culture Museum

3.8

(60)

Open 24 hours
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Kajō-kan

Kajō-kan

3.5

(26)

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Tatsuno Park

Tatsuno Park

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(321)

Open 24 hours
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Things to do nearby

E-bike tour of the old roads around Himeji Castle
E-bike tour of the old roads around Himeji Castle
Mon, Dec 15 • 9:30 AM
670-0961, Hyogo, Himeji, Japan
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Nearby restaurants of Usukuchi Tatsuno Soy Sauce Museum

そうめん&コーヒー すずむら

さばと

じょんの庵

割烹仕出し料理 よこた 本店

梅玉旅館 食事処 片しぼ

SUSHI&VEGETABLE 心

Sakura-michi

旨いから揚げと和食のお店 あの頃

すくね茶屋

よこた東店

そうめん&コーヒー すずむら

そうめん&コーヒー すずむら

4.7

(6)

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さばと

さばと

4.4

(71)

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じょんの庵

じょんの庵

4.3

(91)

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割烹仕出し料理 よこた 本店

割烹仕出し料理 よこた 本店

3.8

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Reviews of Usukuchi Tatsuno Soy Sauce Museum

4.1
(210)
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5.0
32w

This medium sized museum gives the basics on how light soy sauce is produced. Most information is in Japanese (which is expected in a small town) but there is some English in main locations. This museum will not change you life, but it's admission fee of 10 yen might be the cheapest museum you visiting...

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4.0
1y

兵庫県「龍野」と言えば、関西風の料理には欠かせない「うすくち(淡口)醤油」の生産地で名高いところです。 この地を代表する「醤油メーカー」のヒガシマル(東丸)醤油の蔵元の事務所と醸造所を保存して後世に伝えようとする施設です。 レンガ造りの玄関口に入ると受付で、1人10円の入館料を払うと質素なパンフレットをもらえました。 中には、江戸や明治・大正の頃の醤油の生産設備や道具類が保存されていて、生産工程や麹菌などの微生物の科学的な品質管理を他に先駆けて行ってきたことがよくわかりました。 ○たつの市の市役所などが建つのは、揖保川の対岸(左岸)ですが、城下町「龍野」はこの辺り一帯です。左岸は国鉄姫新線が敷かれる前は、田畑が広がる寂しいところだったのでした。「本龍野」ができてから発展した場所です。 よく、「鉄道が通ると、蒸気機関車の煙や火の粉で…」と反対したから、古い町が取り残されたのだ。という話を聞きます。 それは全くのデマです。鉄道というものについての知識が乏しいので、誤解してしまうのです。 鉄道は、鉄のレール(線路)の上を鉄の車輪で進むのです。なので3%の斜度の坂しか登れないのです。急な坂があれば、そこを迂回して線路を敷くことになるのです。建設費用のかかるトンネルは可能な限り避けるということをすると、龍野では、対岸の方が適地になっただけのことです。 龍野の人たちは、地元の産物の「醤油」をより多く出荷したいと、(姫新線が敷かれる前に)資金を集めて、揖保川沿いに海まで電車を走らせています。 それで、古い町並みが残されて、多くの観光客が訪れることができたのです。 ⚫️少し辛口なことも。 醤油の生産に、科学的な知識を生かしたということを示す展示の横に、男性用トイレがありました。そこで用を足そうと近づいたところ、有り得ない臭いが漂ってきました。それは間違いなく「消臭ボール」の臭いでした。その主成分は「パラジクロール・ベンゼン」という「ベンゼン環」という「発ガン物質」を持つものです。身体に害のある物を公的な場所で使用するこ...

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5.0
31w

近隣にある揖保乃糸そうめんの里で以前買ったヒガシマルのちょっといいうどんつゆを再度購入するつもりが店頭になく、調べたところこちらに企業博物館があり直売もされているようだったので足を伸ばしました。 そんな軽い気持ちで見学しましたが、うすくち(淡口)醤油醸造の工程のみならず、龍野の醤油協同組合の歴史資料も展示されており、明治前後の地域経済発展の歴史も学ぶことができます。

各論としての個人的なツボもいくつかぶっ刺さりましたので勝手に列挙します。

・入口の模型 元樽職人の方の製作なのがもうたまりません。

・品質検査室の歴史 私自身、大昔に大学(農芸化学系学科)で食品と微生物を学んだので、製造はもちろん、検査・分析についても当時の器具も含めて一部屋しっかり展示されていることに大変感激しました。ケルダール法というアミノ酸の分析方法があるのですが、その分析に使用するフラスコが各種展示されていて自分の経歴と一繋がりの縁を感じましたし、その標記も「キエルダール」「キルダル」とゆれていることがなお一層歴史の一端に触れた思いでした。

・ミス龍野淡口醤油ファイル 昭和28年の「ミス龍野淡口醤油」に関連する写真資料もファイリングされて閲覧することができました。肖像権もあろうことでしょうからアップはしませんが、個人的には審査員のおじさん写真が二人に一つ灰皿を置き手元に手回し計算機で採点を計算し、という歴史感バリバリでめちゃめちゃグッときました。

・魯山人の言葉 北大路魯山人の「薄口醤油」という文書(平野雅章編「魯山人の料理」から引用)が貼られていて、ちょいちょい東京の醤油disが入っていて可笑しかったです。(私も淡口醤油の味方です)

1時間ほどみっちり楽しんで、入館料は10円。入館者数カウント用なのかな???という思いです。私は100倍取られていても大満足でした。 直売コーナーでお目当ての商品(「のれん味」という商品でした)は在庫なしでしたが、説明頂いた男性もめちゃイケボで良かったです。 総じて大好きな企業博物...

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吉川康彦吉川康彦
兵庫県「龍野」と言えば、関西風の料理には欠かせない「うすくち(淡口)醤油」の生産地で名高いところです。 この地を代表する「醤油メーカー」のヒガシマル(東丸)醤油の蔵元の事務所と醸造所を保存して後世に伝えようとする施設です。 レンガ造りの玄関口に入ると受付で、1人10円の入館料を払うと質素なパンフレットをもらえました。 中には、江戸や明治・大正の頃の醤油の生産設備や道具類が保存されていて、生産工程や麹菌などの微生物の科学的な品質管理を他に先駆けて行ってきたことがよくわかりました。 ○たつの市の市役所などが建つのは、揖保川の対岸(左岸)ですが、城下町「龍野」はこの辺り一帯です。左岸は国鉄姫新線が敷かれる前は、田畑が広がる寂しいところだったのでした。「本龍野」ができてから発展した場所です。 よく、「鉄道が通ると、蒸気機関車の煙や火の粉で…」と反対したから、古い町が取り残されたのだ。という話を聞きます。 それは全くのデマです。鉄道というものについての知識が乏しいので、誤解してしまうのです。 鉄道は、鉄のレール(線路)の上を鉄の車輪で進むのです。なので3%の斜度の坂しか登れないのです。急な坂があれば、そこを迂回して線路を敷くことになるのです。建設費用のかかるトンネルは可能な限り避けるということをすると、龍野では、対岸の方が適地になっただけのことです。 龍野の人たちは、地元の産物の「醤油」をより多く出荷したいと、(姫新線が敷かれる前に)資金を集めて、揖保川沿いに海まで電車を走らせています。 それで、古い町並みが残されて、多くの観光客が訪れることができたのです。 ⚫️少し辛口なことも。 醤油の生産に、科学的な知識を生かしたということを示す展示の横に、男性用トイレがありました。そこで用を足そうと近づいたところ、有り得ない臭いが漂ってきました。それは間違いなく「消臭ボール」の臭いでした。その主成分は「パラジクロール・ベンゼン」という「ベンゼン環」という「発ガン物質」を持つものです。身体に害のある物を公的な場所で使用することは止めていただきたい。
guarudericoguaruderico
龍野の水は軟水だった。円尾孫右衛門はこの龍野の水の弱点を逆手に取った。醤油製造で必須の塩水の濃度を上げてさらに発酵を抑制し、原材料の風味を生かして上品な味わいの醤油を生み出した。そして甘酒を加えることでまろやかさも醸し出したのだ。素材や出汁の味を生かした料理に最適の龍野淡口醤油は、こうして関西の食には欠かせないものとなっていった。『美食地質学入門』115−116頁 関西といえば「うすくち醤油(淡口醤油)」が有名で、私たち関東人からみるとうどんやそばのつゆの色が薄く、違和感あるのですが、薄い色になぜなったかというと、江戸時代初期に龍野でうすくち醤油が開発されたから。 かつて龍野では酒造りが盛んだったのですが、水がミネラルをあまり含まない「軟水」だったため、発酵に時間がかかり非効率。 一方で酒造りのライバルだった摂津の灘五郷は「宮水」といって若干のミネラルを含むソフトな「硬水」系だったため、発酵がはやく生産効率面で龍野に比して優位。しかも発酵が速い、ということは辛口になるということで消費者にも人気が高い味。 このため龍野の蔵元たちは酒造りを諦め、醤油生産に業態転換したのです。 こちらのうすくち龍野醤油資料館によれば、揖保川が中国山地を出た、流れが緩やかになるあたり、つまり龍野旧市街のあたりで、醤油生産が始まります。揖保川の軟水と播磨平野の小麦、中国産地の山間で生産された大豆、これに赤穂の塩を利用して醤油生産が盛んになります。 龍野の醤油は、軟水のため発酵がゆっくりで塩水の濃度を通常よりも濃くしつつ(だから色が薄くなる)、甘酒を最後に加えてまろやかにした醤油。したがって味は「うすくち」ではなくむしろ普通の醤油よりも塩味が強いので「濃口」なのです。だから薄口醤油は「淡口醤油」。 以上、うすくち醤油について紹介しましたが、ここでは機械化するまでの人手に頼ったうすくち醤油製造の現場を知ることができます。 醤油の歴史を学ぶにはちょうど良い施設です。
Kazuo OkumotoKazuo Okumoto
400年の歴史がある龍野の醤油造りで、全国でも珍しい専門の資料館です。1979年に開館しています。 龍野の町並み保存地区あり、元ヒガシマルの本社だったようです。ちなみに入館料は、10円です!建物周辺には、駐車場もあります。 資料館では醤油が、麦、大豆、塩が原料の発酵食品で、酒と変わらないぐらいの技術が必要なことが分かります。普段何気なく使っている醤油に、これだけの手間がかかると驚嘆してしまいます。 今は使われなくなった、醤油造りの道具が置かれており、麹室や仕込み桶。圧搾機など貴重な物をみることができます。 入り口の左部屋には、お土産を置いてあり、通販でしか販売していない限定の醤油やもろみを買うことが出来ます。 ヒガシマルという名は、城の東にあった醸造所が東の丸と呼ばれていた地名だったようです。また東から丸い太陽が昇るように社運隆盛を願っての意味もあるようです。
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兵庫県「龍野」と言えば、関西風の料理には欠かせない「うすくち(淡口)醤油」の生産地で名高いところです。 この地を代表する「醤油メーカー」のヒガシマル(東丸)醤油の蔵元の事務所と醸造所を保存して後世に伝えようとする施設です。 レンガ造りの玄関口に入ると受付で、1人10円の入館料を払うと質素なパンフレットをもらえました。 中には、江戸や明治・大正の頃の醤油の生産設備や道具類が保存されていて、生産工程や麹菌などの微生物の科学的な品質管理を他に先駆けて行ってきたことがよくわかりました。 ○たつの市の市役所などが建つのは、揖保川の対岸(左岸)ですが、城下町「龍野」はこの辺り一帯です。左岸は国鉄姫新線が敷かれる前は、田畑が広がる寂しいところだったのでした。「本龍野」ができてから発展した場所です。 よく、「鉄道が通ると、蒸気機関車の煙や火の粉で…」と反対したから、古い町が取り残されたのだ。という話を聞きます。 それは全くのデマです。鉄道というものについての知識が乏しいので、誤解してしまうのです。 鉄道は、鉄のレール(線路)の上を鉄の車輪で進むのです。なので3%の斜度の坂しか登れないのです。急な坂があれば、そこを迂回して線路を敷くことになるのです。建設費用のかかるトンネルは可能な限り避けるということをすると、龍野では、対岸の方が適地になっただけのことです。 龍野の人たちは、地元の産物の「醤油」をより多く出荷したいと、(姫新線が敷かれる前に)資金を集めて、揖保川沿いに海まで電車を走らせています。 それで、古い町並みが残されて、多くの観光客が訪れることができたのです。 ⚫️少し辛口なことも。 醤油の生産に、科学的な知識を生かしたということを示す展示の横に、男性用トイレがありました。そこで用を足そうと近づいたところ、有り得ない臭いが漂ってきました。それは間違いなく「消臭ボール」の臭いでした。その主成分は「パラジクロール・ベンゼン」という「ベンゼン環」という「発ガン物質」を持つものです。身体に害のある物を公的な場所で使用することは止めていただきたい。
吉川康彦

吉川康彦

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龍野の水は軟水だった。円尾孫右衛門はこの龍野の水の弱点を逆手に取った。醤油製造で必須の塩水の濃度を上げてさらに発酵を抑制し、原材料の風味を生かして上品な味わいの醤油を生み出した。そして甘酒を加えることでまろやかさも醸し出したのだ。素材や出汁の味を生かした料理に最適の龍野淡口醤油は、こうして関西の食には欠かせないものとなっていった。『美食地質学入門』115−116頁 関西といえば「うすくち醤油(淡口醤油)」が有名で、私たち関東人からみるとうどんやそばのつゆの色が薄く、違和感あるのですが、薄い色になぜなったかというと、江戸時代初期に龍野でうすくち醤油が開発されたから。 かつて龍野では酒造りが盛んだったのですが、水がミネラルをあまり含まない「軟水」だったため、発酵に時間がかかり非効率。 一方で酒造りのライバルだった摂津の灘五郷は「宮水」といって若干のミネラルを含むソフトな「硬水」系だったため、発酵がはやく生産効率面で龍野に比して優位。しかも発酵が速い、ということは辛口になるということで消費者にも人気が高い味。 このため龍野の蔵元たちは酒造りを諦め、醤油生産に業態転換したのです。 こちらのうすくち龍野醤油資料館によれば、揖保川が中国山地を出た、流れが緩やかになるあたり、つまり龍野旧市街のあたりで、醤油生産が始まります。揖保川の軟水と播磨平野の小麦、中国産地の山間で生産された大豆、これに赤穂の塩を利用して醤油生産が盛んになります。 龍野の醤油は、軟水のため発酵がゆっくりで塩水の濃度を通常よりも濃くしつつ(だから色が薄くなる)、甘酒を最後に加えてまろやかにした醤油。したがって味は「うすくち」ではなくむしろ普通の醤油よりも塩味が強いので「濃口」なのです。だから薄口醤油は「淡口醤油」。 以上、うすくち醤油について紹介しましたが、ここでは機械化するまでの人手に頼ったうすくち醤油製造の現場を知ることができます。 醤油の歴史を学ぶにはちょうど良い施設です。
guaruderico

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400年の歴史がある龍野の醤油造りで、全国でも珍しい専門の資料館です。1979年に開館しています。 龍野の町並み保存地区あり、元ヒガシマルの本社だったようです。ちなみに入館料は、10円です!建物周辺には、駐車場もあります。 資料館では醤油が、麦、大豆、塩が原料の発酵食品で、酒と変わらないぐらいの技術が必要なことが分かります。普段何気なく使っている醤油に、これだけの手間がかかると驚嘆してしまいます。 今は使われなくなった、醤油造りの道具が置かれており、麹室や仕込み桶。圧搾機など貴重な物をみることができます。 入り口の左部屋には、お土産を置いてあり、通販でしか販売していない限定の醤油やもろみを買うことが出来ます。 ヒガシマルという名は、城の東にあった醸造所が東の丸と呼ばれていた地名だったようです。また東から丸い太陽が昇るように社運隆盛を願っての意味もあるようです。
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