土岐高山城は、土岐川の氾濫原を見下ろす標高183mの細長い丘陵に立地しています。三つの曲輪によって構成されていたと言われています。 残念ながら遺構は残っていません。 一の曲輪の入口に模擬門と高山城跡碑があり、門の前に灯篭があります。一の曲輪には東屋と模擬櫓があり櫓の二階からは土岐川や市街地が一望できます。一の曲輪には井戸跡があり大きな石が置かれています。 また、土岐橋という小さな橋を渡り遊歩道を150m程下りると岩に穴が掘られ、その中に石仏が104体鎮座している穴弘法があります。 車で行くなら、高山区民館から城趾まで案内板があり、三の曲輪の所に数台停めれる駐車場があります。道幅が狭い登り坂...
Read more高山城は三方が断崖絶壁の標高183mの山上に築かれており、土岐の街を見渡すことができます。眺望はとても良いですが、城の遺構はほとんど残っておらず、整備はされていますが、展望台のような感じです。門が復元されており、また城址碑はたいへん立派です。 城域の三の丸まで車で上がることができ駐車も可能なのでとても便利です。
高山城は土岐氏一族である高山氏の居城でしたが、高山氏は斎藤義龍に従っており義龍とともに滅亡します。 その後は平井→田丸と城主が変わりましたが最終的に関ヶ原の合戦で田丸氏が西軍に付き敗れ...
Read more土岐市街地にほど近い山頂部にある山城。高山市の高山城址と区別する為、土岐高山城址とも言われてます、
鎌倉時代の土岐氏一族である高山伊賀守秀頼の築城とされ、戦国期末期まで有ったようです。 現在の様子は城跡というより土岐市街地を見渡せる展望公園で、これはこれでいい施設だと思います。 城址の遺構はあまり現存してないようですが、物見櫓風の展望台と冠木門が、城址だったことを表しているようでした。 いづれにしても岐阜城から東濃へ延びるラインに位置する城跡群のひとつで、現在の都市と照らし合わせて想像するのが...
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