三多摩~奥多摩にかけて、心霊スポットと言われ、それ系のマニアがたびたび訪ねてくる場所が数多くありますが、ここもそのようになってしまっているようです。 お堂守のお婆さん殺害事件から十年後、いまから五十年近く前に、不倫相手の大学助教授(現在の准教授)により殺された教え子の女子大学院生が同町内に埋められるという事件がありました。後者の事件は発生当時に大騒ぎとなり、最終的に 5 人の死者を生むという悲惨な結末を迎えました。同じ町内に関する殺人事件ということで、これら二つの事件を絡ませた怪奇話などが作られていったようです(「首なし地蔵の呪い」、「赤いヒールの女」など(「首なし~」は道了堂あとにまつわる話。「赤いヒール~」は女子大学院生が行方不明となった当日履いていたもので、殺害現場の別荘建物をはさんで遺体遺棄現場とは反対側(北側)の雑木林に捨てられていました))。後者の現場は巨大な多摩ニュータウンのちょうど最西端というべき場所に位置していて、ごく至近には有名な単科大学が当時からあり、上記後者例の怪奇話はどうやらここの学生によるキャンパス周辺での体験談(「キャンパス周囲の道路で赤いヒールの女の幽霊を見た!」)として描かれています。もっとも、後者の事件の助教授や女子大院生の所属大学はこことはまったく別の、全国的にも有名な私立総合大学であり、ここの大学自体は女子大生殺害事件とは無関係です。また、同じ町域ではあるものの、後者の遺棄現場は、山谷をはさみ、お堂跡から直線で 1.4 km も離れています。時間も 10 年の開きがあります。 私の年齢からすると四十数年という歳月は「単なる歴史」というほど古くはなく、記憶も生々しいため、悲惨な事件がそういう扱いを受けるのは何だかなーという気がしています。また、後者の事件の最終遺棄現場は、鑓水板木の杜緑地では*ございません*ので、森林浴・市民の憩いの場たる杜へと勝手に心霊スポットを拡大なさらぬよう。板木の杜の案内板と銘板のある位置は、最終遺棄ポイントから直線 400 m も離れています。遺棄ポイントは別荘の裏の道路(下で出てくる道路(まだなかった)とは別)を渡った、95 年まで当時のままの丘陵(林地・竹藪)斜面を結構登った場所でしたが、当時の新聞記事の写真と当時の国土地理院空中[航空]写真から割り出した座標を現在のウェブ地形図に入力してみると、現在は伐採・整地・再植栽済みで、ちょうど遺棄ポイントを覆ってあらたなアスファルト道路が敷設され、もう 30 年ほど経っています。さらに最近、その道路から見上げる位置(丘の頂上)に、大型商業施設ができたばかりです。女子大院生殺害現場とされる当時の別荘を含む周囲の土地は全部同じ所有者だったのですが、それも分割のうえ分筆され、無関係の人が構成する住宅地になっているため、住宅地側からアクセスして住民に迷惑をかけるようなことはヤメましょう。 ※ ホラー話「赤いヒールの女」のもととなった女子大院生教え子殺人事件ですが、これにインスパイアされたと思われるエピソードが往年の名作刑事ドラマ「G メン 75」に登場します (ホラーではありません)。赤いヒールが登場したので、脳裏に焼き付いています。「G メン~」自体が (1975 年をはるかに超えて)...
Read moreI loved the view over katakura you get from here. The site is quite abandoned (no news lately for any parks in this area). Regarding the horror stories and such, I have no comments to make, pure japanese...
Read moreTranquil ambience and beautiful scenery (sunset) from certain vantage points, though a little spooky in the evening....
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