正直に言って、こんなに心が温まる体験を東京でできるなんて思ってもみませんでした。私は海外から日本に来て、子供たちに「ただ観光地を巡るだけではなく、日本の自然や文化に根差した特別な思い出を作ってほしい」と考えていました。そんなときに見つけたのが、この江戸川区のポニーランドでした。
最初は「無料でポニーに乗れる」と聞いて半信半疑だったのですが、実際に訪れてみて、その素晴らしさに完全に心を奪われました。まず、場所は江戸川の河川敷にあり、とても開放的で、青空と広い土手の景色がどこまでも広がっています。都会の喧騒からほんの少し離れるだけで、こんなにのどかな時間が流れているのかと驚きました。到着すると、すぐにかわいらしいポニーたちが出迎えてくれて、子供たちはもちろん、私自身もテンションが上がってしまいました。
小学生までの子供はポニーに乗ることができるのですが、その体験は「ただ馬に乗る」という以上の価値があると感じました。スタッフの方々が本当に優しく、子供の目線に合わせて声をかけ、怖がらないようににこやかに誘導してくれます。その温かさは、外国からの旅行者である私にも伝わってきて、言葉を超えた安心感を覚えました。1歳の小さな子供でも「腰が座っていれば大丈夫」とのことで、実際に乗せてもらえたのですが、最初は緊張して固まっていた我が子も、スタッフさんがにこにこと励ましてくれるおかげで、最後には笑顔になって手を振っていました。その瞬間の嬉しさは、親として一生忘れられません。
さらに感動したのは、乗馬体験だけでなく、午後の時間にはポニーや馬たちににんじんをあげられる「餌やり体験」があることです。たった100円で新鮮なにんじんを購入し、ポニーの大きな瞳を間近に見ながら手渡す瞬間は、子供にとっても大人にとっても貴重な体験です。馬たちはとても人懐っこくて、にんじんを見せると嬉しそうに近寄ってきてくれます。その優しい仕草に心が癒され、「動物と共に生きることの尊さ」をあらためて感じました。
ポニーランドの魅力は、動物との触れ合いだけではありません。季節ごとの風景も素晴らしく、秋には河川敷一面にコスモスが咲き乱れ、まるで絵画の中に迷い込んだような光景が広がります。花々の中を散歩しながらポニーたちの姿を眺めていると、「日本の四季って本当に特別だな」としみじみ感じました。また、春や秋の過ごしやすい時期はもちろん、夏には青空と緑が鮮やかで、冬には澄んだ空気の中で凛々しく立つポニーたちを見ることができます。訪れるたびに違った表情を見せてくれるのも魅力です。
施設自体も、子連れに優しい工夫がたくさんあります。河川敷には芝生が広がっていて、お弁当を持参してピクニックを楽しむ家族連れの姿もありました。水道や簡単な遊具、砂場もあって、馬と触れ合う合間に子供たちが自由に遊べるのもありがたいポイントです。さらに近くには図書館や「こども未来館」といった施設もあり、一日を通して「遊び+学び+癒し」を体験できるのです。都会にありながら、これほどまでに家族で安心して過ごせる場所は、世界中探してもなかなかないのではないでしょうか。
もちろん、無料で楽しめるとはいえ、ここにいる馬やポニーたちはスタッフの方々によってとても大切に育てられています。毛並みもつやつやで、表情も穏やかで幸せそう。その姿を見ているだけで、スタッフの皆さんの愛情と努力を強く感じました。動物たちの健康状態によって乗馬時間や場所が変更になることもあるそうですが、それも「無理をさせない、命を大切にする姿勢」の表れであり、むしろ安心できます。
ただ、注意点を挙げるとすれば、駐車場の台数が限られているため、車で行く場合は早めに行くのがおすすめです。ですが公共交通機関を利用してもアクセスは比較的良く、篠崎駅からバスに乗ればすぐに到着できます。サイクリングで立ち寄る方も多く、河川敷を走る爽快な風と一緒に馬に会えるのは最高の体験だと思います。
今回の訪問で強く感じたのは、このポニーランドが「子供のための場所」であると同時に、「大人の心も癒す場所」だということです。馬たちの穏やかな目を見ていると、不思議と心が落ち着き、日々の忙しさやストレスがすっと溶けていくような感覚になります。周りを見ても、子供の笑顔を見守りながら幸せそうにしている親御さんや、お孫さんと一緒に来ているおじいちゃんおばあちゃん、散歩中に立ち寄って馬を眺めている方など、みんなが自然と笑顔になっているのが印象的でした。
私は旅人として日本を訪れましたが、このポニーランドで過ごした時間は、観光地を巡る以上に心に残る体験となりました。観光ガイドブックには大きく載っていないかもしれませんが、もし家族連れや動物好きの方が東京に来られるなら、絶対におすすめしたい場所です。「無料だから」と侮ることなかれ。ここには、動物と人と自然が優しく共存する、かけがえのない時間と空間があります。
次に日本に来るときも、必ずまた訪れたいですし、今度は四季折々の風景を楽しみながら、違う季節のポニーたちに会いに行きたいと思います。東京でこんなにのどかで温かい場所に出会えたこと、本当に幸せで...
Read moreTLDR, Free educational pony riding and petting experience
As an American tourist this was an amazing experience where you can get a show, petting experience and ride on a pony all for free.
the direction point to the stable but the ponies and activities are located in the park across the street with the...
Read moreこの日はわざわざ四谷の方からカレンダーなどのグッズを買いに行きましたが、販売場所が全くわかりませんでした。事前に調べたが入り口や買い方についての情報が出てこない。行ったら分かるだろうと思ったが、まずポニーの家は入り口が分からなかった。カーブの先まで回ったが何もないので戻ると、「こども未来館」なる建物の入り口の階段を降りたところの横が、ポニーの家の前にある柵でした(自販機の横。小屋が案内所かと思ったらトイレでした)。未来館に降りる階段の前にある青い看板には、ポニーの家の記載はありません(ポニーランドとしか)。柵も閉まっており、どのように声かけするのか全くわからない。厩務員もいない。次に土手を降りてポニーのりばに行ったが、左のラチの中にいる厩務員さんは馬車でなにか作業中、右のポニーのりばの前は親子連ればかりで、係員のアナウンスは聞こえるが、声の主がどこにいるのかさっぱりわからない。口コミにあった販売ワゴンがいるかと探したが、いない。グッズがあるというので6000円くらいを予算に割り振って早起きして行ったのに、1円も使えないどころか、ポニー2頭が遠くに歩いているのを見ただけで終わりました。滞在15分もなかった。意味がわからない。人が少ないのか?案内もフロア図もなにもない、ただ右がのりば、左が家という情報しかない。ブログは日付順なのでGoogleでタグ検索をしないと情報が出てこないばかりか、初訪問者が必要とする情報もなかった。現地も子供向け乗馬以外の案内が全くされておらず、看板もマップもなく、右も左も分からない初見にはどのように過ごせばいいのか検討もつかないような状態だった。馬が好きなので心苦しいが、もう一生行くことはないと思う。この30年でこんなにがっかりした外出はなかった。人生初と言ってもいいくらいショック。カレンダー告知前から半月以上行こうと思い準備していたのに、現地はスカスカでなん...
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