BC:4000~BC:3000年頃の縄文時代前期〜中期の集落遺跡です。標高10~15メートルの海側とは反対側の丘陵端に位置します。当時は縄文海進のピーク時期にあたり現在より4mほど海面基準が高く、十三湖が遺跡前まで広がっていた事がこの遺跡からも分かります。貝塚からは現在の十三湖の名産のシジミを始めコイや野ウサギ、落葉広葉樹林など豊かな食生活があったようです。
竪穴建物、墓、貝塚、捨て場、貯蔵穴やベンケイガイ製貝輪の生産など定住と交易と縄文中期の貝塚を伴う暮らしを今に伝えていますが埋め戻された広場だったりします。
全く何も無い訳ではなく人骨の発見場所などには実物大の写真展示があるなど工夫されていました。
当日は遺跡整備の事前調査とのことで発掘調査をされており4年後完成のガイダンス施設や...
Read more2024.07.28 前日の雨で、足元が心配だったが、整備されているおかげが、汚れること無く散策できた。一見ただの野原で、犬がいたら気持ち良く走り回りそうだなぁと思った。 最初に車を停めた亀ケ岡遺跡の案内所で、無料でガイドさんがついてくれるらしいのですが、たまたま誰もいなくて一人で散策。戻った後に案内所で説明をしてもらって、珍しい形の貝塚だと教えてもらった。思ってたより文化的な生活をしていたようです。聞いてから、もしくは、ガイドさんがついて見てたら、もっと縄文時代の営みが想...
Read more2021年6月6日に見学しました。紀元前5500~4500年前の縄文時代前期から中期にかけての貝塚です。縄文海進により、津軽平野は、現在よりも海岸線が、相当内陸部にありました。この貝塚の丘陵地の下も海岸線であったと思われます。円筒土器文化期を中心とした遺跡です。ユネスコの世界遺産登録に指定される遺跡は、大木式土器文化圏ではなく、円筒土器文化圏であることが、興味深いと思います。ベンケイカイの貝輪が多く出土しているため、北海道との交易が盛んであ...
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