博物館や資料館を訪れる際の見所っていくつかあると思うんですよね まず第一に扱っている展示内容、貴重な展示物があるか、、、重文とか国宝とかのことですけど、これって表面的な視点だなあと思うわけで、、
次に重要なのは使われている建物じゃないですかね 最新の設備を備えた現代的な施設か、歴史に由来するモダン建築や古民家なんかは見応えがあっていいんですけれども、これも割と即物的な価値観やな、と斜めから見てみたり、、、
そこで第三の視点、こういった施設に重要なのは研究をしているかどうか、もしくは研究している機関との情報流通があるか、みたいなところこそが、重要な観点ではないかと自論を展開させる今回の次第です
そうした見方から、こちらの施設は私的に②と③を有している極めて優良な施設だと考えるわけですね(ナンのこっちゃ笑)
さて、こちら津山郷土博物館 施設が津山城直下にあることから、当然ながら津山城や津山藩に関する展示があるのですが、、、素晴らしいのはやはり建物です 昭和8年竣工の、旧津山市庁舎を再利用していますねぇ 展示室が回遊式になっているのがいいんですよォ、、、三階のホールの天井高もいいですね、ダンスホールなんかな 展示内容については他に触れている方がおられますのでそちらに任せることにしまして、お話ししたいのは第三の視点(笑)、研究についてですね これを何で測るか、というのが眼目なんですけど、まずセミナー、、、講演会や実地ツアーみたいなイベントをやっているところは、展示物もどこか新鮮さが保たれますからね 次に重要なのは刊行物ですねぇ、、、特別展の図録はもちろんながら、独自刊行された本がどれくらい販売されているか、これは博物館の鮮度を測るに外せない指標かと勝手に思っています次第、、、
今回もいい本がずらり、、、 全部欲しかったけど、こうした施設の支払いが現金のみと言うのはもはやセオリーです 充分用意していったつもりでも、選択を迫られるのは致し方のないことと、なくなく数点をチョイスして建物を後にしました
今回購入したのは、「江戸一目図を歩く」と「行列を組む武士たち」その他もろもろ、、実に手応えのある買い物でした
ちなみに駐車場は津山観光センターに停められますが、コインパーキングもあるので混雑時でも十分に用意がある感じです 電車は...
Read more津山市は、中国山地の南麓に位置する、四周を山々に囲まれた小盆地です。この地は、古くから美和山古墳群、美作国府と国分寺、院庄守護館が営まれるなど、一貫して美作の政治・文化の中心地として栄えてきました。
特に1603年、森忠政が18万6千5百石に封ぜられ、まもなく津山城を築いてからは、城下町を核としながら独特の文化をはぐくんできました。そして、幕末から明治・大正・昭和にかけては、我が国の近代化に貢献した多くの人材を輩出するなど、教育・文化都市として今日に至っています。
当館は、このような郷土の、文化財や歴史資料を収集・保管・研究し、その成果を広く一般に公開することを目的として設置されました。
建物は、昭和8年落成の旧津山市庁舎を増改築したもので、その保存・活用をも意図しています。館の基本的性格は次のとおりです。
1.地質時代から現代までの歩みを通史的に展示する博物館とする。
2.郷土に密着した博物館とし、津山を中心とした、ひとつの歴史的世界としての美作全域を対象とする。
3.主な利用対象を地域住民・児童・生徒におき、わかりやすく、親しみやすく、かつ歴史を体験的に学習できるような施設を目指す。
4.美作の歴史資料に関する情報センタ...
Read moreThis museum has "Edo Ichimoku byoubu" which is exhibited in Tokyo sky tree. It's amazing such picture is create 200 years ago, without Airplane...
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