脳のMRI検査の結果、萎縮が見られいよいよ健康寿命のカウントダウンが始まったと覚悟したけど、 「能力低下と落胆する必要はない」と医者に励まされ、ならば持続可能な自己研鑽をと発起して、1年。
8月28日まで『五木寛之作品展示』も併設しているということで、急ぎ八女市の田崎廣助美術館に行ってきました。 五木さんも田崎さんも八女高校(旧制八女中学)の偉大なる大先輩。 山岳画家として有名な田崎画伯の『阿蘇の風景』などの力作や赤線や黒線や赤い枠どりなどがほどこされたり、付箋が貼られたりする五木さんの作品を目のあたりにすると五木さんが思索されている様や息づかいなどが感じられ、じいーんと熱くなってきました。
御二方に『喝』を入れられた思いがしました。
後日談。 過日お亡くなりになられた稲盛和夫さんと五木寛之さんとの対談集『何のために生きるのか』の中で五木さんが、終戦直後八女に引き上げて来られた時の苦労話を記してあり、目に涙を浮かべながら読み進みました。
またまた、『喝』を入れられました。
ロシアによるウクライナ侵攻から10ヶ月。 『軍事費増額。増税』との声も聞こえる昨今、新しい戦前の始まりを想起させられます。
作品名は忘れたけど、五木さんのエッセイではじめて知った、いい知れぬ憂いというほどの意味の『暗愁』という言葉が、頭を過ぎりました。
先の大戦で父方の伯父がフィリピンで戦死し、母方の二人の大叔父もビルマとラオスあたりで戦死しています。 国内300万人もの犠牲の上に得られた平和憲法です。
この平和憲法を蔑ろにす...
Read more内装がとても特徴的で、現在展示中の松永潤二展の作品の雰囲気から、聖堂のような印象を受けます。現展示は写真OKということで、素敵な空間と作品を好きなだけ堪能することが可能です✨ 建物とあまりにマッチしすぎて、実は教会か何かとして使用されていた過去が??と確認したところ、「特産品のキウイです😄」とのことでした。屋根が緑なのもキウイ🥝だから! とても...
Read more移動美術館で訪れました 高島野十郎・青木繁・古賀春江など久留米出身の画家の作品が40点展示されていました。 こじんまりとした美術館でしたが地元出身の田崎の作品を常時展示して地域の意識付けに寄与していると...
Read more