三重県四日市市にある久留倍官衙遺跡(くるべかんがいせき)は、国道1号線北勢バイパス建設に伴う発掘調査で見つかった遺跡です。飛鳥時代から平安時代の朝明郡役所(今で言う市役所に近いもの)跡が見つかり、国の史跡に指定されました。古代の復元建物(八脚門)を当時の場所のまま見ることが出来ます。久留倍官衙遺跡=朝明郡役所跡は、Ⅰ期・Ⅱ期・Ⅲ期と時代によって性格の異なる建物が建てられていました。
Ⅰ期(飛鳥時代:7世紀第3四半期=650~675年の新しいころ、つまり670年ころ?か~奈良時代:8世紀前半頃)に、正殿・脇殿・東門(八脚門)とそれを囲む塀からなる郡衙政庁が、東向きに建てられていました。郡の政治を行う中心的な建物群です。
Ⅱ期(奈良時代:8世紀中頃から後半)では、全国的にもまれな長くて大きい建物を中心とした建物群が建てられていました。
Ⅲ期(奈良時代末~平安時代前期)では、税で集められた稲をおさめる床を持つ構造の正倉が複数建てられ正倉院が形成されていました
また、聖武天皇が東国行幸の際に立ち寄り、泊まったとも言われています。遺跡として発掘されて、まったく同じ場所に復元されていますから、正にこの場所に聖武天皇がいたということになります。歴史ロマンを感じられる場所であると同時に、上には無機質な高架の国道が通っているので何か不...
Read moreいい史跡です。
私は詳しくないので 資料館の職員の方にお話も伺いましたが 奈良時代にあった今でいう市役所的な施設という感じでしょうか。 今はこの場所がそんな栄えたところとは思えない静けさです。 宅地開発されず、このように残すことができてよかったですね。個人的には現代に再現は不要で、歴史の跡地としての史跡を大事にしてもらいたい。歴史の教科書に出てくるものそっくり再建築しないと評価できない考え方は現実的でないかと。門だけで十分。
史跡の評価ではないですが、辿り着きにくいので注意。四日市東インターから南下する道をパイバスに入るように看板を左折するも次の看板がない(見当たらない)ので注意しないとバイパスに乗って高架から遺跡をながめるハメになります。左折後バイパス合流後の山側の側道に入り史跡前を通り過ぎてからしばらく坂を下りUターンすると駐車場です。Googleマップでもうまく案内されないかもしれません。
そして犬を連れてくる飼い主のマナーがよくないためか、そういう掲示が多いのも史跡の雰囲気を台無しにしてます。自分家の庭ではなく、国史跡に足を踏み入れてるということを考え、マナー守って犬の...
Read more最近整備された遺跡でとてもきれいでしたよwww 障害者様用のトイレや駐車場も完備されていたり博物館などもありましたので安心して見学も出来ますよ♪ 遺跡好きな方は一見の価値はあるかと思います〜www たぶんですが… 私は昼間に行ったのでなんとも言えないのですが… 夜になると夜景なんかもとてもきれいに見えるかと… 久留倍官衛遺跡あたりは勾配が結構ありますので四日市の町や工場なども結...
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