2024/7/5 水のことと言えば相模湖から野毛山まで水を引いた明治の”水道道「トロッコ」の歴史”が知られ、それ以外あまり知識は無かった。この水路橋は昭和のもので、上川井に来て初めてその一端を見た。相模湖から西谷浄水場に水を運ぶ導水路の一部で、全行程37kmを13時間かけて流れるという。 川井浄水場から鶴ヶ峰配水池までの7kmは、水路に勾配(100mで6cm下がる)を付け、自然に流れる設計という。鶴ヶ峰端で約4.2m水面が下がる計算になる。勾配を保つため、この長大な(鉄部約300m、接続部を入れると400m強)の水路橋が出来た。水路橋の先を見るため、橋の西側の先の”端”まで辿った。 ①まず水路橋を西端から見る。長い!その上は通れない。橋に近づけないよう、車止めが有る。 ②車止めの先から”水路上の道”はゆるく左に曲がり南西に向かう。ここまで山道ばかりで、この平らな道は歩くのに非常に楽! ③やがて車止めが見える。楽な道はここまで。左に下る道を行く。右に見えるコンクリートの水路の高さは同じ。 ④巨大な塀に見える水路は、旧町田街道に沿って北西に曲がる。 ⑤周りが水路より高くなり、ついには水路は橋をくぐり数m先で地中に消える。地中を...
Read more山陰本線の旧餘部橋梁のミニチュアを見ているようなトレッスル橋。どうせなら赤く塗って、とことん似せて欲しい。餘部はコンクリート橋に架け替えられましたが、こちらはまだまだ現役。相模湖の水はここを通って、横浜市民の手元に届けられます。
西谷浄水場までに、同じ形式の橋が他に2つ(梅田谷戸水路橋、鶴ヶ峰配水池付近の第三鋼路橋)ありますが、この大貫谷戸水路橋がもっとも長くて壮大です。橋の西詰にある案内板によれば、延長414m(鉄鋼水路306m)...
Read moreこちらは2024年06月24日の訪問となります。少し東にある梅田谷戸水路橋から繋がっていまして、川井浄水場から鶴ヶ峰浄水場を繋ぐ水道管を通す、306mの鋼水路橋です。昭和27年誕生。
相模湖の水をずーっと……どの辺まででしたっけ? 兎に角、結構な長距離運んでいます。特定区間はポンプではなく、ナチュラルに上から下へと流れる要領で...
Read more