会津三十三観音霊場の参拝でお伺いしました。 瑠璃光山勝常寺といい真言宗豊山派のお寺になり御本尊は薬師如来です。 観音霊場第十番札所になりますが、現在勝常寺に観音堂は無く霊場御本尊の十一面観世音菩薩像(国指定の重要文化財)は境内の収蔵庫「霊宝殿」に安置されています、十一面観世音菩薩像・日光菩薩立像・月光菩薩立像など平安時代の仏像十体が安置されていますが別に拝観料金が必要になります。 参拝当日は十一面観世音菩薩様が不在(展示貸出中)のために、収蔵庫に入館することは出来ませんでした。 勝常寺は平安時代初期の大同二年(807年)法相宗の碩学徳一上人によって開かれたお寺です、東北を代表する古刹で東北地方を代表する国宝及び国指定の重要文化財の仏像十二躯を有しています。 創建当時の勝常寺は七堂伽藍が備わり、多くの附属屋、十二の坊舎、百余カ寺の子院を有する一大寺院でした、現在残されている建物は元講堂(薬師堂)・本坊(客殿)・庫裏・中門で仏像も三十余躯があります。 元講堂の「薬師堂」は広い境内にあり、応永五年(1398年)の再建で「会津中央薬師堂」と呼ばれていて建物は国指定の重要文化財です、桁行五間・梁間五間・木造単層・寄棟造・銅板葺で和様の手法に唐様を加え各部の木割りも大きく荘重な建物です。 堂内は内陣外陣の両陣に分かれていて、内陣は方三間で中央には須美壇を設け壇上に厨子をおく造りです、構造や細部の手法から室町時代初期の再建といわれて須美壇と厨子もまた当時の優作といわれています。 薬師堂には国宝の「木造薬師如来坐像」が安置されています。 徳一上人の創建とされる「会津五薬師」のうち勝常寺の薬師如来像と両脇侍像(日光菩薩・月光菩薩)は国宝に指定されています。 仏像は何れも今から約千百九十余年前、勝常寺が創建された当時から伝えられた仏像でこれだけ多くの仏像が一ヶ所に保存されているのは我国では珍しいことです。 仁王門に安置されている金剛力士像には、相撲力士の化粧回しのように藁で造られ...
Read more薬師如来と日光、月光菩薩の三体が国宝に指定されています。その他に重文の仏像が数十体有ります。平安初期の作品群との事ですが、この数は京都·奈良の古寺と遜色が無いと思います。会津地方のどちらかと言えば辺鄙な湯川村でこんな数の仏像が残っていて、一辺に拝めるのはスゴい事だと思います。 ちなみに勝常寺は「徳一」により創建されたとの事です。徳一は会津に居ながらあの最澄や空海と仏教論争をした人物として有名なようです。今は薬師堂くらいしか残っていませんが昔は大伽藍を誇っていたようです。 ちなみに薬師如来等の国宝は拝観料を払って見学しないと外からは全く見えません。「拝観」は予約が望ましいようです。自分が訪問した際はたまたま予約客が居て、係の人が居た為に一緒に入れてくれましたのでとてもラッキーでした。駐車場🅿️も少し離れた場所なので現地の案内看...
Read more伝・徳一開祖の古刹で、国宝指定の薬師三尊が安置されているお寺です。 本尊の薬師如来座像は、貞観時代の堂々たる仏様で、どっしりとした体躯、波打つ翻波の衣、厚い肉髻に大粒螺髪の厳しいお顔つきです。 貞観期は富士山大噴火に始まり、大地震に大津波と天災の多発した壮絶な時代背景があり、そんな困難を乗り越える為に貞観仏は圧倒的な迫力なお姿で現されたのかもしれません。貞観と重なる不安がよぎる昨今、平穏な令和の時代を祈って手を合わせてきました。 11月16日~3月31日までは冬季拝観休業期間ですからご注意を。 本堂(薬師堂)は室町時代建造の、屋根の曲線が美しい国重要文化財指定のお堂です。雪に眠る佇まいは清廉そのものですよ。
駐車場は100㍍ほど手前の勝常小学校南の村営駐車場(無料、トイレもあ...
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