Viva アインスくりこ! Viva 気仙沼ちゃん! 2009年に初回放映された、「みうらじゅん&安齋肇の勝手に観光協会」のCS再放送を観て、海の幸を食べたくなり10月下旬の宿泊を予約させていただきました。 ホームページからの予約に2時間程で若旦那さんから確認の電話がありました。交通手段の確認と、夕食は仮装カラオケ大宴会を行なうが無理して歌わなくても良く、ただし拍手で盛り上げて欲しい旨の説明、9月の予約で東京在住のためgo toトラベルの対象にならないことを申し訳なさそうに話してくださいました。 実は妻が仮装カラオケ大宴会について難色を示していたのでホッとしました。 ところが10月から東京もgo toトラベルの対象になったため、キャンセルの上での再予約が必要か電話で問い合わせると、気仙沼ちゃんの旦那さんが応対してくださり、わかる者が不在のため折り返し電話をします↼と。30分程して若旦那さんから「大丈夫です、35%引いた金額になります。」と丁寧な説明がありました。 安心して携帯電話を置き3時間後に確認すると、アインスくりこから留守電が入っていました。「○○さん♪電話でgo toトラベル受けたことにしたっから、安心して来てください♬」と明るい口調で聞き覚えある女将の気仙沼ちゃんの声が残っていました。 日本料理のお店を予約すると、女将から会食の目的からメニューのリクエストと接待の確認を受けますが、アインスくりこも料亭に劣らない受け入れだなぁと、宿泊する前に感心してしまいました。 宿泊当日は自家用車での到着に女将の気仙沼ちゃんのお出迎え。直後に団体さんがバスで到着したため、ロビーの奥に通され若旦那によるチェックイン手続き。お部屋は本館101号室で夫婦二人の利用でしたが14〜16畳はある広い和室に案内されました。お部屋の鍵はひとつ。 18時開始の夕食まで90分程あるため、団体さんで混む前にお風呂をいただき、妻とロビーで待ち合わせにしました。 ロビーには気仙沼関係の本もあり、先にお風呂を出た私は、東日本大震災時にアメリカ軍が行なった「トモダチ作戦」の本を借り読んで妻を待っていました。 ロビーでは団体の添乗員さんと女将の旦那さんがお話しをしていましたが、添乗員さんがお部屋に向かうと「お茶でもいかがですか」笑顔で手招きされました。 旦那さんから、勝手に観光協会はこの宿から始まった事。1997年にみうらじゅんさんと安齋肇さんが外から宿を伺っているので、旦那さんが宿にに入れて食事を出したこと。2009年の二度目訪問でTV放映された時は安齋肇さんが市内で500円のオカリナを購入して演奏したことなど裏話を聞かせていただきました。 広いと感じていた101号室ですが、最近では安倍昭恵夫人が2度利用されているお部屋だそうで、大型壁掛けTVやお風呂、景色が良く見える大きなサッシ等、特別感満載のお部屋な訳だと妙に納得してしまいました。 また、私が手にした「トモダチ作戦」の本を手に取り、アメリカ軍に感謝の万国旗を掲げている写真のページを開き「この万国旗はくりこの万国旗だ」と教えてくださいました。勝手に観光協会のTV放映でみうらじゅんさんと安齋肇さんを、アインスくりこ従業員が万国旗を振りながら見送るシーンがあるのですが、その後東日本大震災で使用されたとは思ってもいませんでした。 震災直後、避難した住民にアインスくりこの食材を提供したことや、家族の住む津波に浸かった母屋を一度解体、洗った上で自分で組み立て直したが市からは新築扱いされたことなど、貴重なお話しを途中からお風呂から出てきた妻と伺わせていただきました。 旦那さんのお話しを伺えて気を良くしたのか、夕食のカラオケ仮装大宴会で妻が中島みゆきの「糸」を二人で唄おうと言い出し、トップバッターで舞台に立つ羽目になりました。知らない方々の前で、仮装して唄うなんて…なんで宴会のオープニングが「糸」? 舞台に上がるとニコニコした旦那さんと気仙沼ちゃんが手際良く、衣装やカツラ、帽子を着せていきます。救いなのは唄っている本人が、どのような格好になっているか分からないかとだと思いました。観ている観客は楽しんで下さるので唄っていて悪い気持ちにならないことに気が付きました。何事も経験だとも気付かされました。素直に楽しかったです。 食事は期待どおり海の幸満載で、特に朝にいただいたカツオのお刺身がマグロの大トロに負けず脂がのっていて美味でした。 20時からはナイトツアーが行われ、震災の津波で孤立した大島の島民を連絡船が復帰するまで無償で運び続けた臨時船「ひまわり」の船長菅原進さんを紹介され、握手もしていただきました。実は夕方ロビーで旦那さんに、菅原さんと臨時船ひまわりが地震直後に津浪が来ることを予測し沖に向い壁のような津波を乗り越えて戻って来たお話しを伺っており、本人より前立腺癌を患っても頑張っているお話しを聞けたことはとても貴重な体験でした、 翌朝は、8時30分よりモーニングツアーも組まれ臨時船ひまわりと茅葺屋根見学が催されました。 9時30分開館の気仙沼市東日本大震災遺構...
Read more友人の勧めで、どうしても!ということで気仙沼から船に乗り、大島へ渡りアインスくりこへ。||震災の被害を受けた為か、新しい建物(客室のみ)があり、その二階に泊まりました。|5人で宿泊したのですが、広い部屋で快適でした。||お部屋は綺麗で畳とテーブルと押入れとテレビ特になにもなくて、実家のような寛ぎ方が出来ます。|とはいえ、洗面台と御手洗は部屋にあったので、特に不便ありませんでした。||くりこといえば、夕食時の宴会♡|大広間に数グループが一緒のタイミングで宴会を共にします。|他人との時間を共有するのを楽しめない方はまずこの宿には来ない方がいいです。|何故ならこれでもか!と出される美味しい海の幸に舌鼓を打ちつつ、|ご主人と気仙沼ちゃんの仕切りのもと開催されるカラオケ大会が開催されるのです!|立候補した人が前の舞台で歌うシステムなので、聴いてりゃ安心、とか思ってたらご主人と気仙沼ちゃんが様々な小道具を繰り出して、見てる人に身に付けさせて、半強制的に参加させられます。|それがまた楽しい!|そして何よりご主人と気仙沼ちゃんが可愛い♡♡||そして宴会のあとは希望者をバスに乗せて、ご主人が震災当時の様子を説明してくれます。|気仙沼からの炎が海を渡って大島まで流れ着いたことなど、想像するだけで胸の苦しくなる話が多いですが、お話を聴けて本当に良かったです。||とてもとても素敵なお宿でした...
Read more震災後どうなっているのかと思い、昨年の秋に宿泊しました。||大島への港は津波で壊滅し、その周辺も甚大な被害を受けたそうですが、食堂は1軒再開していて、気仙沼ちゃんの宿も設備は震災で被害を受けましたが再開し、2013年秋にはとても快適に宿泊できました。||まず、フェリーで車ごと上陸するところから度肝を抜かれ、次に民宿とは名ばかりで民宿というより旅館かホテルのような豪華さに度肝を抜かれ、次に社長と気仙沼ちゃんのおもてなしの素晴らしさに度肝を抜かれ、料理の豪華さに度肝を抜かれ、宴会の凄さに度肝を抜かれ、まあ、こんな凄い民宿はそうそうあるものではありません。||みなさん、百聞は一見にしかず、ですよ。||||震災の応援はお金を援助することだけじゃないですよね。||実際に宿泊して、お土産を買ったり、観光したり、そういうのが、自然な応援になりますよね。||||気仙沼ちゃんに会いたい人は行って下さい。||実は、旦那さんが頭が切れる凄い人で、話術も巧みです。||||なんと、先日、大量の海産物が送られて来て、また度肝を抜かれました。||母が介護を受けているので、その施設の数十人に、アインス...
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