色々とイタダケナイ点が多数(ばかり)な宿。||||清潔さを評価している方も有るようだが、実際それは欠片ほどもなく、完全に真逆。||目に映らないところならまだしも目線の高さの棚に何層かに積もる埃。||そこかしこに張り巡らされ、一度として取り除かれた形跡もなく放置された蜘蛛の巣。いくら益虫だろうとここまでくると。||ともかく清潔さとは無縁、全く皆無と思ってもらって間違いない。||ここより読み進めるあなたに始めに断っておこう、||まず何があろうとも一切動じない、1つの不平不満も持たない漏らさない、むしろ、これぞ湯治場だと豪語断言する方にこそ、ここをおすすめしよう。||(尚、本来星なんて1つも付くどころかマイナスを付けたいところだが、誠に残念ながらその制度がない。これはこのシステム設営側のせめての救済措置?しかしながら湯の良さに免じて星1つを加える。)||||・「カメムシ部屋」||エアコンで暖まるとそこかしこからカメムシが出てくる部屋。目を移せば机の上のすぐそこにもほら。一匹なら、いや百歩譲って二匹まででもいい。しかしそれどころじゃあない。天井にもほら、そこの壁にも冷蔵庫の下からも!想像や想定をいとも簡単に上回ってくる。もう全く油断も隙も無い。あったもんじゃない。そんな部屋で何の疑いもなく、一晩過ごさせられたのかと思うとゾッとする。||それを宿の主人に告げ、同時に部屋を変えてもらえないかを相談したところ「あぁ出るから」と一言。そして「んー…部屋空いてないんだよなぁ…」と、館内どう見ても部屋はあちこち空いている。むしろ空いてる部屋の方が多い。たかだか最安で儲からぬ自炊客一人ために虫が出たぐらいで他の部屋は回せないということなのだろう。何とか対処するつもりもない。誠意なんてものは欠片も、いやそれどころか塵ほどもない。ここまで来ると徹していると言ってもいいだろう。先払いでお代を頂いたその時点でお仕事終わりということのようだ。何ともお粗末。||と、ここで忘れてならないのはここでまず第一に一言先に詫びさえもしていないということだ。それどころか悪びれもせず何だそれくらいでと言わんばかりの対応。終いに怪訝な顔で「殺虫剤かガムテープ使います?」自分で何とかしろとの事。いくら虫慣れしていようがこれに何の抵抗が無い人が有ろうか?||||・「悲劇に次ぐ悲劇」||宿の主人が何を思ったか昼時に部屋を変えてやるとやって来た。こっちは先程の件で込み上がる気持ちをやっとのことで抑え、カップラーメンにお湯を入れて今にも食べようとしているところだ。後にしてくれと言うと、いや今やりましょうと主人。しかしどう考えても3分で済むはずがないのだ。それがあくまで最大3分少々という話で、もう既に刻は2分を回るところまだ来ている。すると単純に計算したって残り1分だ。そうこうしている内にその残りの1分も過ぎて去ろうとしている。こんな話している間にももう3分は来てしまう。もう120%無理だ。...
Read more2024.09.16 今年ようやく10度目を迎えたみちのく一人旅、舞台は通うごとにそのディープさを増す鳴子温泉郷。 「鳴子温泉」「東鳴子温泉」「鬼首温泉」「中山平温泉」「川渡温泉」の5つからなる温泉郷で、今回で3か所目4度目の訪問になるエリア。 鳴子・川渡に続き訪れたのは東鳴子。 宿泊という概念から、徐々に湯治の魅力に惹かれつつあり、大層なご馳走や豪華なお部屋といった期待より、明らかに「湯」がメインになってきた一人旅。
先の「素泊り連泊」が山形肘折を舞台としたもので、目覚めさせる起爆剤となったのは間違いない。 今回は初の東鳴子としてこちらへの訪問、決め手となったのは温泉に対する評価の他に、大きかったのがその滞在時間。 12:00チェックインはレギュラーの15:00にかなりのアドバンテージと見て即決。 アウトは11:00なので一泊でも23時間の滞在が可能。 これで温泉に対峙する舞台は整った。
さらに嬉しいのは交替制を含む5つの湯船、そこで3種の泉質が楽しめると言うのだから温泉好きには堪らない。 大浴場・中浴場・露天風呂は重曹泉(炭酸水素塩泉)と称し、界隈で共同の源泉らしい。 日中は大浴場が男性、中浴場・露天風呂が女性、これが夜になると入れ替わる様子だが、はっきりとした時間の明記はないので脱衣所前の案内を目認する必要がある。 そしてこの宿の一番の特徴にもなる混浴の炭酸泉(二酸化炭素泉)・鉄鉱泉(含鉄泉)。 脱衣所からはそれぞれへの導入口こそあるが、浴槽を仕切った壁の両サイドから通り抜けもでき、往来がすぐに可能。 夜の評価か「薄暗い」「薄気味悪い」は、お世辞にも綺麗とは言えない浴室と含め、これは「味」と割り切るのが得策。 ムーディーと転換してしまうべし。 どうしても混浴になるシチュエーションになれば、ギラギラの照明よりは抵抗が無いでしょう。 2泊目は丁度「中秋の名月」、ここまで厚い雲に遮られていたそれが24:00前の露天風呂入湯中についに露わに。 「月見風呂」の最上級、「中秋の名月見風呂」がここに完成する。 見とれているうちに我を忘れ、ふとカメラを準備したものの時すでに遅し…、ベールに包まれた名月の動画・画像しか抑えられず…。 が、心のフィルムには残ったとし、また趣の異なったひと時を送れたことに感謝。
初日は歩いても10分とかからない東鳴子の焼き肉の名店「八兆」さん、二日目は当初から部屋での自前飯と決めて、投宿前にスタンバイ。 食も飲みも計画を立てておけば不自由することなく過ごせる。 フリーな時間は猫たちと戯れるもよし、館内や近隣を散歩するもよし。 湯治部屋利用では使えない「貸切風呂」、ちょっと拝見だけしようと探すもなかなか見つけれず、なんとか感覚を頼りに迷路のような館内を進んだ先にひっそりとある。 ちょっと湯からのものとも異なる匂いが気になったので、もし使えたとしてもご遠慮かな。 客室・サービス・場所が★4なのに何で総評が★5? これは温泉が★...
Read more猫のいる湯治宿、いい温泉でした。 湯治部に1泊しました。日帰り温泉もやっていて、日中は人の出入りがそこそこあります。 湯治客は出入り自由なので、宿に着いたら自ら店主を呼ぶ必要があります。 玄関に猫ちゃんいっぱいいてとっても癒されます。
温泉は混浴のほかに、時間制入れ替えで男女別があります。が、やっぱり名物の混浴のいさぜんの湯ですね。私は混浴目当てではないですが、やっぱりそのような客はいる感じです。 想像より狭く、6人が限界。2種類のお湯があるので3人ずつ。 炭酸泉と鉄鉱泉の2種類あり、順番に入ると身体によりいいとされています。 炭酸泉はぬるめ、鉄鉱泉はかなり熱め。ぬるいのが好きな私はほぼほぼ炭酸泉に浸かってました。 いさぜんの湯(混浴)は洗い場が1つな上、湯船に近いので体を洗う時は男女別の方に行った方がいいです。また、いさぜんの湯は更衣室が男女一緒です。服を脱いで裸になり戸を開けたら急な階段があるので注意。 男女別お風呂も行きましたが、いさぜんの湯が1番ですね。混浴の隣にあるお風呂は洗い場が沢山あるが、大浴場1つ。となりの混浴の声が聞こえます。 もうひとつは内湯と露天風呂があります。露天風呂はとなりの家?の2階からほぼ丸見え。冬なんかは気持ちいいです。 男女別の方は椅子と桶がタイガースカラーで面白いです笑 温泉は清掃の時間(大体朝8時前後)を除けば24時間入れるので、宿泊がおすすめ。 宿の人はちゃんと話せば優しいおじいちゃんおばあちゃんですね。猫ちゃんの話になると色々話してくれます。 食事は近くの食事処か、コンビニか、湯治の人は自炊も可能。 旅館部は知りませんが、湯治部は浴衣の用意がありません。 今度は2泊くらいで湯治しに行きたいですね。 いい温泉!いい湯治宿でした!
P.S....
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