「山城茶」の「問屋ストリート」です。この上狛周辺には茶問屋が点在しており、ストリートというだけあって、かつての茶問屋の街並を再現した区画もありますね。
さて、京都のお茶というと誰もが「宇治茶」と答えるでしょう、「山城茶」と答える人はいないはず。さらに、上狛は宇治からはるか離れた南山城にありますから、「宇治と上狛はどういう関係があるのだろう?」と来た人は気になるところです。
この上狛について、古い世代の人は「宇治は内向きの茶、上狛は外向きの茶」などと言っていました。つまり、かつては宇治は国内ユーザー向け、上狛は海外ユーザー向けの茶をブレンドして出荷していたわけです。京都のお茶の海外向けの名前が「山城茶」という名前だった訳です。ですから、日本茶の海外輸出が少なくなると宇治と上狛は明暗を分ける形になってしまいました。今は上狛も国内向けのお茶を作っていますから、外向きの「山城茶」ではなく内向きの「宇治」の名前を関した茶問屋が上狛にあります。
とはいえ、明治時代には相当な量のお茶が「山城茶」という箱に詰められて海外に輸出されていましたし、現代では茶問屋ストリートにある福寿園が上狛から日本全国にお茶のペットボトルを出荷していますから、上狛のお茶は現代日本の皆さん全てが知るところの有名な味ではあります。その意味では、山城茶問屋ストリートは、現代では福寿園茶問屋ストリートになったとも言えるかもしれませんね。
ふと、ペットボトルや上狛産の茶袋を手に取った時に、このお茶は宇治茶ではなく実は山城茶だと気づいてもらい、上狛に来てもらうのもいいですね。今は観光客向けの施設はあまりありませんが、そのうち何かできるでしょう。
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