1951年に作られた国道24号線の橋、京都と奈良を結ぶ大動脈で、泉大橋から木津駅辺りまでよく混雑してます。ちょうどこのあたりで木津川と淀川の合流地点から25.2㎞、往復すれば約50㎞のコースですのでフルマラソンの練習や自転車競技の練習をする人にはおなじみの橋になります。(橋の北側、泉大橋と鉄橋との中間点に25.2㎞の木津川距離標がありますよ。)
もともとは言われ740年に行基が作った日本三古橋に次ぐ由緒ある橋でした。その後、橋は失われて長い月日がたち、近代に入って泉橋の名前で再建されましたが、当時の橋の跡は今でも少し下流に行くと残っています。(挑川故址の石碑のあたりの川の中です。) なお、「泉」というのは木津川の古い名前で、古代「武埴安彦」という豪族がこの川原で軍勢を整えて奈良に向けて「出陣」したことが「泉」の語源とか。
橋の北側にはコンクリートの台の上に木津川と彫られた変わった模様の石がありますが、これは「さざれ石」を四角く切り出したもの。さざれ石の名前は日本国歌にも出てきますが、小さな石がカルシウム成分で固まった天然のコンクリートのことで、木津川でも拾うことができます。 さざれ石以外にも色々な鉱物が拾えることで有名な川ですので、時間があれば石拾いを楽しむのもいいでしょう。川原に下りれる場所はあちこちにありますので歩いて探して見てください。ザクロ石、メノウ、黄鉄鉱…、写真にあるような紅柱石も良く見つかります。ピンク色のマンガン鉱石など...
Read more泉大橋(いずみおおはし)は、京都府木津川市の国道24号兼国道163号線上にある木津川に架かる橋であり、日本百名橋に選ばれている。 歴史
行基が740年(行基年譜)か741年(行基大菩薩行状記)に架けたのが始まりとされる。 恭仁京の建設時には3か所で橋が架けられたが、876年には橋が洪水で流され(日本三代実録)、明治時代の1877年まで橋を架けずに船で渡ったと推定される。...
Read more木津川自転車道の奈良側の起点。入り口は泉大橋の南側。2枚目の写真の入り口は、奈良方面からは24号線を北上し、泉大橋が見えたらその手前にあります。終点の八幡市の御幸橋まで堤防の上をたどって約25kmあります。途中何度も大きな道とクロスしますが、ほとんど堰堤を下ってトンネルで交差しますので安全です。これと言って見どころはありませんが、八幡市に入る約20km地点に「流れ橋」があります。また御幸橋のさくら出会い館まで、自販機やコンビニなどはなく、途中で立ち寄るには木津川から離れる必要があるので、ここに来るまでに準...
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