亘理伊達家の菩提寺です。もとは雄山寺と呼ばれ、福島の信夫郡(現在の福島市の南)にあったものを慶長9年(1604)亘理伊達家の初代領主、成実がこの地に移築しました。創建時の建物は元文元年(1736)に全焼してしまい、現存している山門も文政2年(1818)に再建されたものだそうです。それでも約200年前のものになります。本堂はもっと新しく明治期に改築されたものだそうです。 山門の南側にある小高い一画には亘理伊達家の御霊所があります。こちらの御霊所は仙台市太白区の大年寺山にある無尽灯廟に迫る規模です。墓石や石灯籠以外にも御霊屋が3棟現存することを考えれば、こちらの方が見応えがあるかもしれません。階段を登り正面が初代・成実。その左奥が成実の父・実元、最も左が5代・実氏の御霊屋です。初代・成実の御霊屋は修復されており、かつての姿を今に伝えています。 規模こそかないませんが、雅な色使いが政宗公の御霊屋、瑞鳳殿を思い出させます。他にも、14代邦成が北海道へ移住するまでの間の13代の領主と夫人の御霊がここに眠っています。成実の御霊屋は1月16日と8月16日の年2回御開帳しており、右手に軍配を持った成実の木像と御位牌に直接手を合わせることができます。
追記;御開帳日に再訪させてもらいました。前日からの雪も上がり雲間からの陽ざしが、うっすらと積もった雪に反射してとても綺麗でした。御霊屋の前には亘理町の職員の方がいて、暖かいお茶をいただきました。その後、亘理伊達家について丁寧に...
Read more大雄寺(だいおうじ)
亘理伊達家の菩提寺として伊達成実が雄山寺として創建し、その後名を大雄寺と改めました。創建時の建物は元文元年(1736)に全焼して、再建しようとしましたが財政難のため仮建築となりました。その後文政2年(1818)に本殿、庫裡、山門が再建され、現存する山門はこの時のものです。 また、初代成実が南の小高い一画を亘理伊達家の御廟所と定め、14代邦成が北海道へ移住するまでの13代の領主と夫人の御霊がここに眠っています。成実霊屋は1月16日と8月16日の...
Read more2022年9月17日に参拝しました。 亘理伊達家累代の菩提寺です。 慶長9年1604年伊達成実が福島県信夫郡小倉村(現福島市)にあった伊達家菩提寺陽林寺から父実元の位牌を奉じ、萬松山雄山寺を開創しました。正徳2年1712年に逝去した3代仙台藩主伊達綱宗の戒名に寺名が入っていることをはばかり、雄山寺を大雄寺と改めました。元文元年1736年に焼失しましたが、霊屋は寺から離れた場所であったため、焼失を免れました。文政2年1819年に仮本堂、庫裏、山...
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