Kirikirizenbei — Restaurant in Kamaishi

（2025年7月） 6月の旅行時、磯ラーメンを食べました。 生の海鮮はあまり好まないので、釜石で何かとなるとご当地ラーメンがあるとのこと、基本は醤油ベースのようですが、ここの磯ラーメンは塩ベースのようでした。

釜石駅到着後に車を借りて鵜住居あたりまで小ドライブし、返却後は駅隣接のフォルクローロにだいぶ早めのチェックイン、まあ駅前に新日鉄の工場も見えるし、それほど観光はいいかと、休憩がてらの夕食検討タイムとなりました。 ドライブ中に釜石ラーメン店もいくつか目にしていて、調べたら駅から徒歩圏内は数店、駅の蕎麦屋でも釜石ラーメンは出しているようですがさすがに蕎麦屋のラーメンでは「ついで」感もありますし、シープラザやサン・フィッシュでもラーメンはあるようなものの、晩酌の酒やつまみの買い出しもあってコンビニよりスーパーを覗いてみたいので、このイオンに向かいました。 （駅からイオンより近くに「マイヤ」というスーパーがあるのは後から気づきました）

着いてみると、歴史があるという磯ラーメン一推しの掲示があり、値段も他より高く千円超えでしたが、そうそう来れる場所でもないので奮発しました。 わかめなど海藻3種ほど?に海老とホタテとイカとつくね?（多分つみれではないと思います）が乗っていました。 翌日は宮古の道の駅で同じようなラーメンを食べましたが、見映えとお値段はそちらの方が上だったものの、スープなど全体的な味はこちらの方が良いように感じました。

イオンのフードコートに出店しているということで、よくあるチェーン店と思ってそこまで期待は持たずに行きましたが、調べたらけっこう有名な店が従来のお店を閉めてここに入ってきたようで、チェーンではなく実質ここが本店の立場ということのようですね。 現金以外の支払い方法はそこそこあるようで、クレジットカードもタッチ決済対応でしたの...

釜石イオンのフードコートに構える「きりきり善兵衛」。

ただのラーメン屋と思うなかれ、その屋号には三陸の歴史が息づいている。

吉里吉里善兵衛――江戸時代に“みちのくの紀伊国屋文左衛門”と 呼ばれた豪商、前川善兵衛の名。 網元・廻船問屋として繁栄し、藩に融資し、飢饉のときには蔵を開いて民を救ったという逸話が残る。 海を見下ろす高台には今もその墓所がある。

かつては地元でドライブインを営んでいたが、 今残っているのはこのイオンタウンの一店のみ。 いただいた「磯ラーメン」は、三陸ワカメや海の香りが広がる一杯。 正直、昔に比べれば味は落ちてしまった印象だが、 それでもフードコートで浜の空気を感じられるのは貴重だ。

歴史ある名を背負い、いまも地元に根を下ろす存在。 味に厳しめの評価をつけつつも、復活と継続を願って応援したい。 ★3つ、気持ちはそれ以上。 別業態も展開しているのだけど...

イオンのフードコートにあるラーメン店。 磯ラーメンは、岩手県沿岸部で昔から食べられているラーメンで、海藻がたくさん入っています。子供の頃から特に海水浴の後に食べてました。

このお店は、海藻の他に、エビ、イカ、ホタテ、ツミレも入っていてなかなか豪華です。私の好きだったお店はフノリが入っていたのですが、ここのはないのが少し残念。でも、ワカメ、ノリが入っていてとってもヌメヌメで美味しいです。この海藻たっぷりなのが磯ラーメンの醍醐味ですね。そしてその海藻の味を引き出すには、こってりした出汁なんていらないのです。薄めの塩スープが最高ですね。

イオンのフードコートにあるので、会計は電子マネーが使えました。日曜日の夜に訪問しましたが、特に...