(某口コミサイトより移轉、若干修正。2013年。) 松江に轉勤してきた時、前任者が處分せず殘置した儘にしてあった書類の中に、何故か山美世のホームページを刷り出したものがありました。そんな縁もあって、松江で初めて訪れた鰻屋さんがここ。職場で隣になった人が言ふに、先づは「大はかや」で食へ、とのことでしたが、出前も含めてお世話になった松江地區の5店の中では、ここが一番好みです。さうは言っても、關東風に慣れてきた身にとっては、箸でさくさく割けない鰻の皮や濃厚な甘さのタレに、最初は少し違和感を懷きましたが・・・ 今ではこちらの良さも解ってきたんぢゃないかと思ひます(ホント?)。 店舖は、大根島北岸の道路から少し入ったところにあります。一應、看板もあるのですが、割りと小さいので、漫然と車を走らせてゐると見落とす懼れが。なので、「寺津入口」と云ふ青看板を目印にして曲がると良いでせう。突き當たり右に曲がれば、直ぐそこです。何でこんなところに鰻屋が? と云ふ感もありますが、大正三年の創業です。 3囘目の訪問になりますが、到頭と云ふか漸くと云ふか、うな重の特上を註文することに。年末年始、財布の紐が緩い時期でないと、中々かう云ふ氣になれません。酒が入ると氣分が良くなって、平氣で萬券を出してしまふこともあるんですけどね・・・ 普段なら松竹梅の竹で十分滿足、と云ふか、一番バランスが良いと思ってゐますが、一度くらゐは鰻塗れのお重を食ってみようかと。 11時過ぎに入店、外に客は誰もゐませんでしたが、註文してぢっと待つこと十數分、例の物がやってまゐりました。蓋を開けると、當然ながら鰻がぎっしり。手で持ち上げ、しみじみ重さを感じてみたり(貧乏臭い)。まぁ、お値段がお値段ですからね。 タレの入った小容器が附いてきますので、客の好みで追加することができますが、先づ3分の1はそのままで。この店は甘さが強い方なので、十分な味附けだと思ひます。殘り3分の2のところで、山椒を適量。ミルで挽くと、ぱっと良い香りが擴がります。最後の3分の1のところで、漸くタレを若干追加。名古屋人なら櫃塗しにする場面ですが。タレの味を再確認します。うな重と肝吸の外には、漬物でなく醋の物が附きますが、良い箸休になってゐるのではないでせうか。 鰻は幾つかの有名な産地から取り寄せ、大根島の清水で數日清めてから捌くさうですが、私が食ったのは鹿兒島縣産とのこと。冷涼な時季で脂が乘ってゐると云ふのもありますが、肉厚で臭みがなく、美味いものでした。最近の養殖物は産地ロンダリングが云々されますが、どうなんでせうね? 素燒を賣りにしてゐるくらゐなので、心配ないと思ひますが。 今囘は御飯でなく鰻で結構お腹が膨れ、大變滿足しました。次囘は機會があれば、素燒御膳...
Read more大きい‼︎どうせ食べるなら特重を食べるべき‼︎ カットした鰻は、重の一番上には収まりきらず、下にも埋もれています。 汁物は、場所柄かしじみ汁ですが、これにうなぎの肝を別料金で付ける事も出来ます!お店の拘りがテーブルに書かれたものが置かれています。以下参照ください。
拘りその1 山美世のウナギは大きい 山美世がお客様にお出しするウナギの大きさは基本的に1本220g程度のものです。 一般的に多くのお店では120g程度のものであることからも、大きさの違いはあきらかで、山美世は全国でも数少ないお店のひとつです。よって同じ「ウナギ1本丸ごと」でも山美世はよそのお店とはちょっと違うのです。
拘りその2山美世のウナギ実はリーズナブル サイズの説明からもおわかりのとおり、ウナギの大きさと値段を比べてみれば一目瞭然。 中でも「特重」にいたっては220g以上のウナギが敷き詰められた贅沢品です。価格とウナギの大きさを比べた時、山美世は比較的にリーズナブルなお店であることがおわかりでしょう。
拘りその3 山美世のウナギは日本各地から 山美世のウナギは鹿児島・愛知・徳島など日本全国各地から山美世のウナギはやってきます。産地や育った池、養殖期間によって味も食感もそれぞれ違ウナギに育ちます。産地にによる違う味わいをお楽しみください。 周年養:1 時間をかけてゆっくりと育てられるため、身や皮に厚みと歯ごたえがあり、脂いのりが良く風味も強いウナギです。 単年養殖 年末年始頃稚魚を池入れ、次の夏が出荷のピークとなります。身が柔らかく、あっさりとした味わいのウナギです。
拘りその4...
Read moreOk it’s nothing like most pictures make it out to be. It’s steep but nothing really out of the ordinary as japan is pretty mountainous we’ve drove on much steeper roads. Ok if you’re driving past here but not worth to drive...
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