ちよっとオマケの、5つ星満点評価です。
でも、実際に感じた満足度は、コレぐらいありました! 個人的な満足度の高さと、 ご理解を頂ければ幸いです。
オマケした部分は、
海との間にある樹木が育ちすぎて 〜昔はよく見えたはずの、松島湾の眺めが少々見えづらい点(隣の展望台しかり)、
車やバイク無しでは行きづらい点、
雨上がりだったのでアブがいた、
この3点。 しかし、これらをはるかに上回る体験、 感動が得られたので…。
この日は、初めての松島訪問。 娘と遊覧船を降りるや否や、 真夏の猛烈なスコールに見舞われ、 行くあてもなく、 多くの観光客でごった返す桟橋の案内所に閉じ込められること、小1時間。
近くの飲食店にさえ土砂降りで歩いていけない始末に、お腹もペコペコ。
ついにタクシー呼んで(これもなかなか待った)、ネット検索した双観山のお店に行こうと、決意。 このひどい雨なら、山頂近くのお店は、絶対に空いているはず!…というヨミで。
ようやく来たタクシーに飛び乗り、混み合う案内所を脱出。 山道を登り、案内所からは15分位だったかな?
ここですよ〜、と運転手さん。 草木生い茂る山の中に、 おとぎ話?というか、 別世界?というか…。 とてもいい感じの、落ち着いた和風のお店が、緑陰にしっとりひそやかに現れて。
その佇まいからして、 たった15分前の、 観光客で混み合ったあの案内所が、 ホントに嘘のような、閑雅な雰囲気。
気がつくと、激しい雨はおさまり、葉っぱから滴る程度に。 何だか、キツネにばかされている?ますますおとぎ話みたい、と思いつつ、 脇に自生の白百合が咲く門をくぐります。
玄関に入ると、お店のおばさんたちが愛想よく迎えて下さり、 どうぞ~!今どなたもいらしてなくて、眺めの良い席が空いていますから…お好きな所に、と声をかけて下さいました。
案内されたのは、松島湾をのぞむカウンター席。 おおーっ♥素敵、すご〜い、と思わず感嘆の声が漏れちゃう。
カウンターと通路の背後には、 障子で仕切られたコーナー…テーブル席? あがる座敷?が。 障子で見えず、わかりませんが。 思ったより、店内は広そうです。
今回は当然、松島湾を眼前にのぞむカウンターに、陣取りました。
もう…最高なんですよね。 このカウンターが。 何時間でも、ここに座っていたい…。 (夜、神奈川に帰ることも忘れ、心底からそう思った☺️)
地元の、鎌倉や逗子や葉山や横須賀には、お気に入りオーシャンビューの絶景店が、いくつもございますが。
それとは違うタイプの、 日本(の原風景)を感じながら、 しみじみと落ち着ける雰囲気。
懐かしいような、ザ日本、ディスカバ日本、というか。 松島にひそかに期待するもの、 観光客が松島に求めていたのはコレ★という感じもありつつ…と同時に、
現代風にオシャレな、海のぞむカウンターがあり、和モダン?というか。 これは、くつろげる。
(ハワイの海が大好きなうちの高齢の両親も、ここに連れてきたら、絶対気に入ると思うなぁ。 立地的にひっそりしているのも、リトリート感あって、すごくいい。)
接客のおばさんがいろいろ話して下さって、 樹木がこんなに茂る前は、もっとよく海が見えたんですけどねぇと、ちょっぴり悔しそう。 〜夜がまた良いんですよ。 松島は、月がキレイなので、このカウンターに座って、月と海を見ながら一杯やるのがたまらないって、 皆さんおっしゃるんです…と。
お話を伺っているだけで、 月を相手に寡黙に盃を傾けたり、 仲間と楽しそうに酌み交わしている男性たちが目に浮かび、羨ましくなりました(˘︶˘)
ここで、金波銀波の海を眺めつつ、お酒を飲んだ相手とは、とても仲良くなれそうな気がします…。
さて、腹ペコな母娘は、 松島に初めて来たからには、と迷わず カキフライ定食を注文。 これが、また美味しかったですぅ(^ ^*)/ 値段が高め、という評価もありますが、 なぜか私達はそう感じなかったです。
牡蠣が7月ですけど、ホクホクぷりっ。 カキフライ大好き人間としては、◎ (この後11月、主人連れ松島を再訪。その時の牡蠣食べ放題の店より、美味しい)
口の中で、牡蠣の汁がジューシーに溢れだし、身ははちきれんばかりに、プリプリっ。 衣が厚いカキフライは嫌いなのですが、 ここのは、衣より、身がしっかり分厚くて、アツアツで、大満足。 たしかに、すごく大きいとまでは言えないけど、食べ応えは十分。
お腹いっぱいになって、量は女性ならちょうど良いかと。 小鉢、野菜、味噌汁、ごはんもふくめ、全体にバランス良くて、美味しかったです。 副菜の味は普通かもしれないけど、 総合的に、牡蠣、値段、接客、雰囲気ふくめトータルで満足度高し。
いつの間にか、すっかり雨も上がり、 雲の隙間からは薄日がさして。
目の前の松島湾を、大学の白い帆のヨットや、塩釜港と行き来する遊覧船などが、横切っていくのが見えます。 いわゆる天使の梯子、という自然現象も見えて…。良いですねぇ。 (ユーミンの、海を見ていた午後という曲が、脳内をかけめぐります♪)
双観山とは、松島、塩釜、両方の湾を眺められる山…という意味なんでしょうね。
あまりに立ち去りがたく、 もっとこの瞬間を味わっていたいと、 ずんだ餅やコーヒーを追加。 (ほうじ茶は、ポットでセルフで、いれられます。)
その頃には、他に一組お客さんも増え、 カウンターに感動しながら、座られていました。
ほうじ茶も、ずんだ餅も、美味しい。 正直、海に見とれていて、コーヒーの味まではよく覚えていないですが。
ただ、とてもゆっくり、贅沢に、 ここで過ごす、貴重な 1秒1秒を味わいたいと思いながら、 コーヒーを啜っていたのを覚えています。
やっぱり、最高の時間でした(✿ ♡‿♡)
だから、むしろ、リーズナブルだと感じたのですね。 タイミングも良かったのでしょう。 この時、ほとんど貸し切りみたいに、過ごせましたから。 雨上がりに、だんだん空と海が晴れていくのも、良かったし。鳥も鳴いていて。
最後に、ブヨの件。 山なので雨だとブヨがでるそうで…。 あっ!ブヨだわっ!!と、給仕のおばさんが目ざとく見つけるやいなや、 電光石火の早業で、何かで叩き潰してくれ、おかげで、さされず無事。
急にびっくりしましたが、有り難かったです。
トイレが、昔ながらの廊下の離れで、 窓も開いていますし、ブヨいたらどうしよ〜?!と、少しビビりましたが…。 心配な方は、虫除けなどご持参下さいね。
お店の方は、明るくて親切でした。 ぼ〜っと、静かに海眺める時間もたっぷりとれ、 松島海岸のにぎわいとはまた違った、 リラックスできる別世界を堪能でき、 カキフライ定食も、カフェタイムも、 大満足だったので…。
わたし的には、もう5つ星以外つけられないです。
すっかり晴れ上がった7月の青空のもと、 非常に名残惜しい気持ちを抱えつつ、 お暇いたしました。
(隣の展望台は…樹木茂り過ぎて、湾がほぼ展望できない、笑。参考まで。)
追記: 帰りもタクシー呼んでもらい、海岸へ。 五大堂と瑞巌寺を見学後、松島海岸駅のホームで、 松島湾全体にかかった、 巨大なダブルレインボーを発見( ♡‿♡)!!
忘れ難い...
Read moreGreat food and very friendly service, which I believe was the owners, who seemed to be both serving and cooking. We came across this place a bit outside the city in lovely nature surroundings - perfect for our lunch! The view was amazing and the food was great - one of the best experiences we...
Read moreJust dropped in for 500 yen iced & lemon cola. The view and interior is really peaceful & amazing. Staff is very kind to fill my water bottle in a rather hot day....
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