駐車場はむずい。 西側から来た場合は一度Uターンした方がいい。 子連れで来店し、子供用の注文をせず、分けて食べようとした時は子供用にチャーシューと海苔を頂ける。 いつもにぼとんしか食べないが、豚骨と煮干しのマッチングが美味しい。
訪麺2回目 あれは小2の夏休みのことだった。祖父の家に泊まりに行くのが毎年恒例で、僕にとっては一番の楽しみだった。真夏の暑い日差しの中、祖父と一緒に町外れのラーメン屋に向かうのが特に待ち遠しかった。 その日も、汗だくになりながら祖父に手を引かれてラーメン屋にたどり着いた。小さな店内に漂う煮干しの香り。祖父はいつものように「煮干しラーメンを二つ」と注文し、僕はカウンターの隅に座って湯気の立ち上る厨房を眺めていた。
「煮干し一丁!!」店主の声とともに、木製の器に盛られたラーメンが目の前に置かれた。琥珀色のスープに、煮干しの深い旨味が広がる一杯。僕はまず、祖父に教えられた通り、スープを一口飲んだ。口の中に広がる煮干しの風味は、この世の魚は全て煮干しでもいいのではないかと錯覚してしまうほど魚介味が濃く、口の中が小さな水族館と化したのを鮮明に覚えている。麺を啜り、チャーシューを頬張りながら、僕はその一杯に夢中になっていた。最後の一杯のスープを飲もうとした時、祖父がぼそっと「ラーメンは素材やない、心で作るんや。」と呟いた。当時8歳だった僕はその言葉の意味をあまり理解できなかった。しかしそのラーメンには確かに何か特別なものを感じた。 だがその翌年の春、祖父の健康が優れなくなり家族で住むことになった。そうしていつものラーメン屋に行くこともなくなってしまった。
時は流れ、僕は社会人になった。忙しい日々の中で、祖父の家の近くのラーメンの味を思い出すことは少なくなっていたが、心の片隅にはいつもあのラーメンがあった。ある日、仕事帰りにふと立ち寄った小さなラーメン屋「麺処 真心屋」で、運命の再会が待っていた。 券売機に目を通した私は煮干し豚骨ラーメンのボタンを押した。テーブルに腰を下ろすと、店主が元気にラーメンを作っている姿が見えた。その姿は、祖父の家の近くのラーメンを思い出させた。しばらくして、目の前に置かれた一杯のラーメン。その瞬間、僕は心の中で時間が止まるのを感じた。 琥珀色のスープを一口飲むと、小学校の夏休みの記憶が鮮明に蘇った。煮干しの風味と豚骨のコクが絶妙に絡み合うその味は、まさにあのラーメンだった。僕は涙が溢れそうになるのを堪えながら、懐かしい味を噛み締めた。 麺を啜るたびに、あの頃の自分と祖父の姿が頭に浮かび、心の中で温かい感情が広がった。具材の一つ一つが、その一杯を完璧に仕上げていた。チャーシューの柔らかさ、刻まれたノリ、大きめに刻まれた玉ねぎのシャキシャキとした食感。それらが一体となり、至高の一杯を作り上げていた。 ラーメンを食べ終えると、僕は静かに器を置き、店主に礼を言った。店主はにっこりと微笑み返し、その瞬間、僕は確信した。この店は、あのラーメン屋の魂を受け継いでいるのだと。 祖父の言っていた心で作るラーメンとはこのことだったのか。数十年の伏線を回収できた喜びを噛み締め、このレビューに変えさせていただく。
訪麺3回目 真心屋 エビ塩ラーメン 娘とシェア 特盛り
ただ桜エビが乗っただけ ただ海苔が乗っただけ カエシが塩ダレなだけ
だが、それがいい。
かの前田慶次は言った。
理由なんていらない。
なぜ虎は強いのか。虎だからだ。
かの前田慶次は言った。
理由なんていらない。
ラーメンだから美味いんだ。
エビ塩とか、醤油とかじゃない。
なんでもいいんだ。
理由なんていらない。
そう胸に強く誓い、なんでなんでと聞いてくる娘を張り倒した。
お前も虎にな...
Read moreいつみても夜は人が来ていなさそうな雰囲気だったので、今まで行きませんでしたが、どうしてもしそ餃子が気になって行ってきました。 カウンターとテーブル席があり、カウンター用の椅子がめっちゃ高くてビックリ。 普通の豚骨醤油ラーメンとしそ餃子と普通の餃子を注文。 ラーメンは追加トッピングをしなかったので、ネギとのりとキクラゲとチャーシューだけ。メンマやもやし、煮卵はなかったです。ちょっと具材が少ない印象でした。 入口の券売機で食券買って注文するタイプのお店ですが、席についてからの追加も出来るようでした。 塩気の強いスープでチャーシューは分厚めですがそんなにジューシーでもなくどちらも味が濃すぎたように感じました。テーブルにある薬味で粗びきブラックペッパーしかなかったのが残念。しかもガリガリ出来ないタイプで香りがほぼ飛んでました。普通のラーメン屋によくある白コショーが置いてないです。 あとから来た餃子たちをみてまたビックリ。急いでいたのか、焼き時間を間違えたのか、パッと素人がみても焼けていないのがまるわかりの餃子でした。 皮が新鮮ではなかったのか、蒸し焼きにして熱が通った時の透き通った感じがなく、どこそこ生のように白っぽいところが多く、餃子同士がくっついてた中央部分は剥がそうとしたら、生焼けな感じで破れていきました。(賞味期限切れの生や冷凍餃子とか調理したことある人はわかるはず) 明らかに蒸し焼きしてなくて、皮の生なモサモサした感じ、具も特にジューシーでもなくしそ餃子も?て思うくらいかすかなしその香りで、非常に残念でした。 皮はダメダメでしたが中の具は火が通ってるっぽくもあり、何とか我慢して食べました。お腹も特には痛くならなかったので大丈夫だったのでしょう。 ほんとは焼き直してほしかったのですが、ノミの心臓なので言えず、かといって注文したのを残すのは体壊しても食べなければ失礼かと思って我慢して食べました。 ちゃんと焼けてたら美味しかったのかな?よくわからない感じでした。 えび塩ラーメンや台湾ラーメンとかもあるようだったので、リベンジしてみて塩辛いとか同じ生焼けな餃子が出てくるようなら、たぶん二度と行きません。知り合いが行かない方がいいと言っていた理由...
Read more注文は券売機スタイル。 麺の太さ硬さに油の量、濃さが選べます。 テーブルには色々な調味料が置いてあるのは嬉しいポイント。 追加注文はテーブルにて対応。
豚骨醤油790円。 こってりで塩分強め。 豚骨の臭みはなし。 3年前に食べた時とスープが全く変わっていて 見た目はどろっとした豚骨色ととろみ 味も豚骨が強くなっていました。
チャーシューは 脂身がなくしっとりで食べやすい。 しそ餃子は…焼き方も味もいまいち。 表面にうっすら焼き目がついているくらいで中身はボソボソ味のまとまりもなし。(こちらは3年前のレビューです)
海老塩ラーメン900円。 初めは一瞬ふわっと海老の香りがしましたが スープを嗅いでも飲んでも いくら食べ進めても海老の風味はほぼありません。 海老塩ラーメンという名前の先入観で てっきり海老の出汁が豊かなスープかと思いましたが 単に桜海老が乗っているだけという味でした。 スープはこちらも塩気しっかりのこってりとろみのあるものです。 味変についてくる塩ダレがついてきますが 塩ラーメンに更に塩はとんでもない塩分になるかと思いますのでやめておきました。 海老の味をないものだと思えば美味しいラーメンです。 玉葱がいいアクセントです。 豚骨と海老塩共に細麺がおすすめ。
スタッフさんは元気よく終始愛想の良い方達でした。
店内はカウンター数席と 2人がけと4人がけテーブルが2つずつ、 座敷テーブルは1つ。
ポイントカードがあるようなので必要な方はスタッフの方まで。
店内の駐車場は店の前に4台分しかなく 交差点そばなので何台か止まっていたら すごく停めにくいのが難点。 店は空いていても駐車場が少なすぎて諦めるしかないのが...
Read more