先だって、職場の先輩と久しぶりに電話をする機会があった。先輩といっても30年も前に数年ともに過ごしただけの方なのだが、お互い20歳代前半ピチピチとした時代を共にした方だ。わずかな期間であるにも関わらず、様々な事柄・話題がありじつに楽しいひと時であった。
家族の近況や仕事のこと、共通の知人やかつての上司のこと。あーだったこーだったと他愛もないことを話したのだが、ひとつ言えるのはお互いにあまり変わっていないことだ。当たり前だ、20歳代だろうと50を過ぎようと中身は変わりようがない。そういえば先輩、好き嫌いの多さは相変わらずかい?と水を向けたら 「まったく変わらない。食べられないものの方が多い」 との事だ。長男育ちで甘やかされて育った(本人談)ためか、あれが食べられない、これはダメ、ニンジンなど間違っても口に入れられない、という体質なのだ。そんな大騒ぎを今でもやっているそうで、人生の3/4を損している。困ったものだが、ここまできてしまえば好き嫌いがあってもどうということはないのだろう。
この先輩、特に嫌いだったのが「レバニラ炒め」。レバーの色かたち、食感、香りすべてが嫌なのだそうだ。ニラも同様で、臭いが残るのがどうにも耐えられないのだとか。昼食で私が食べていると 「よくそんなの食べられるよなー」 と、偏食家特有の狭量な言葉を投げかけられたものだ。うるせーよ人が何食おうと勝手だろ。あんたは大人しく唐揚げ食ってろよ。ああ、これが無ければそこそこパーフェクトな先輩だったのだが。
青木島の中華屋さんで昼食を取ることとなった。特に決めて入ったわけではなく、なんとなく定番ものがあればと思っただけのことなのだが。メニューを確認すると麻婆豆腐、回鍋肉、青椒肉絲、八宝菜など昔ながらの定番が並んでいる。そして、今回はこれを注文
「レバニラ定食」734円 ご飯、スープ、サラダ、漬け物にメイン料理というスタンダードな構成の定食である。 レバニラ炒め、というのは本来「ニラレバ」が正解で中国でも同様の呼称であるという。それがひっくり返ってしまったのは赤塚不二夫「天才バカボン」からである。とWikipediaに出ていたが、本当のことだろうか。 そんな無駄知識はさておき「レバニラ炒め」である。豚レバー、ニラ、モヤシといった内容は変わらない。味つけも醤油、オイスターソースというところまでは変わらない。すこし変わっているのが酢とラー油を効かせていることだ。すなわち酸っぱ辛いのだ。おおおおこれはよい。酸っぱいもの好き辛いもの好きにはたまらないメニューだ。嬉しくなりすぎて、椎名誠風にわしわし食べてあっという間に完食。美味である、満足である。
この先輩とも数年に一度というペースで電話するのだが、実際には20年以上会っていない。長野県と千葉県では遠すぎる。とはいえ子どもも手が離れたことだし、お互い奥さん交えてメシでも行くか。と、まとまりはしたものの、いつ実現...
Read moreKofukutei is local Japanized Chinese restaurant. Tasty and low prices, good place to take lunch every day.
Please note that only one owner-cook runs this restaurant even at lunchtime, so it will take a bit of time to get your order as it is also posted on the wall in the place.
Car parking lot is available. Cash and PayPay...
Read moreメニューの「黒チャーハン」興味津々でしたが、初めて行く店のイメージをつかむには食べた事のある料理で…と思い、四川風麻婆豆腐丼をお願いしました。「単品ですか、セットにしますか?」と聞かれたのでどうなるのかと思ったら麺類や餃子など格安で一緒に頼めるというので(もしかしたら平日だけかもしれません)都合750円で、餃子を焼いてもらいました。 おいしかったですよ、特に麻婆豆腐に山椒の辛さというかしびれるような感じが嬉しかったです。 会計の時にポイントカードも頂きました。この方面を良く通る方にはなかなかいい店だと思います。 星一つ引いたのは、カウンターに灰皿が並んでいたから。飲食の場で喫煙はもう昭和の昔話でしょう(自分がF/B関係の仕事をしていた昭和末期は喫煙当たり前でしたが、苦情はかなり来ていました) 幸い、自分の食事中に店内で吸っている人は居ませんでしたが…折角作って下さった料理ですから、おい...
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