Matsuya Sendai Yamatomachi — Restaurant in Sendai

19時を回った頃。空腹を感じているわけでもないうえに次の予定が迫っている。食べなくてもいいが今食べないと後々空腹を感じそう。そのような状態なのだから牛丼屋で軽く食事を済ますというのは適切な判断だと思った。松屋を見つけた瞬間、むしろ松屋から私のほうに向かってきているのではないかという考えすら浮かんできた。

早く出てきて軽く食べられればなんでもいいのだからシンプルな牛丼一択だと思い、食券機の前に立ったが、ごろごろチキンカレーという名前が目に留まった。その瞬間、牛丼一択という考えが完全にどこかに行ってしまい、ごろごろチキンカレーという名前の魅力に誘われるままにごろごろチキンカレーを頼んでしまった。

席についてから早く出てくるものを選ぶはずったなと思い出して、これほどまでに自分の考えが移ろいやすく単純なのかと情けなくなり、牛丼を選べばよかったという後悔の念が押し寄せてきた。その後悔は自分の食券番号より大きな数字が呼ばれ、後客に先を越されていくたびに強くなっていった。 10分以上経っていただろうか。まだ私の食券番号は呼ばれない。一度店員さんに忘れられていないかと聞いてみたほうがいいんじゃないか、いや、でもこんなことでいちいち店員に声をかけていたら面倒くさい客だと思われるのでと考えを巡らせていたところ待ちに待っていた食券番号が呼ばれた。

カレーの見た目はまあこんなものかというものだったが玉ねぎがカレーの上にポンと乗せられている感じで明らかにカレーとは別に煮て、後から乗せているようだった。 とにかく早く食べなければという思いで食べ始めた。 チキンはその名の通りごろっと入っており柔らかくおいしかった。 カレーのルーにはコクとは言えない苦みがあり、後から乗せている玉ねぎは甘さを感じ、口に入れることに少しばかりの抵抗を覚えるほどだった。チキン、カレー、玉ねぎがそれぞれ別の方向に歩みを進めている光景が脳裏に浮かび、それが一つとなっていることにむしろ凄みを感じた。

食べ物を残すということは私の信条に反する。 しかしその信条は何か特別な体験があって形成されたものではなく、作った人に申し訳ないからという配慮によってできたものだ。作った人の顔が見えないとその信条は揺らぎだす。 残された玉ねぎたちを見て、申し訳ないという気持ちが出てきたが、それ以上に急いでいるうえに口に合わないから許してくれという自分の心を優先する思いが強く出てきた。

最後に飲んだ味噌汁は私に安心感をもたらした。 ダシまでこだわっているのを感じ、次もまた来よう、そうしたら牛丼を頼もうと前を向かせてくれた。

そそくさとお店を後にした。 ピリッと辛く苦いカ...

2025/10/7追記・ いったい従業員の教育はどうしてるのか疑問です。 とにかく、頼んだものが、頼んだ通りに、一回で出て来たためしが無い😮‍💨 豆腐の味噌汁には、変更と単品が有り、追加で単品で頼んでるのに、ここ最近は勝手に変更だと思って、普通の味噌汁が付いて来ない事が毎回です。それを指摘しても謝るでも無く『あっ』ていう感じで出してきますが、注文内容の確認はしないのでしょうか？そういえば、扇町もそんな感じでした。次も同じ事されたら、クレームですね。いい加減にして欲しいです。

味は安定の松屋ですが、とにかく、頼んだものが、頼んだ通りにスッと出て来ない😡 とろろ玉子セットみたいなものを頼むと、どちらかしか出て来なかったりとか…豚汁変更にしたのに、味噌汁がそのままだったりとか… 結構な頻度で通勤の帰宅時に立ち寄るが、ここ最近は毎回そんな感じ。食券で注文して、尚且つ、半券持って行く時に復唱はしているようですが、一体何を確認し...

2024,4/8 評価訂正☆3→☆5 いつ変わったのかはわかりませんが、券売機は両方とも各店舗のものが購入できるようになっていました。 しかも前よりわかりやすく操作しやすい。 向かって左側は現金以外のお支払い用とはなっていますが、前よりは断然利用しやすいです。それと店員さんがいつも感じ良いので◎ 2023,3.30...