JR南武線の矢野口駅と南多摩駅を繋ぐ旧道沿いに、「これぞザッツ町中華!」と呼べるいぶし銀の中華屋がある。 周囲には住宅か梨畑しかないような辺鄙な場所にポツンとあるが、外の静寂とは対照的に、中は地元ファミリーや現場作業員で賑わっている。
店内はわりと広めで、左右に4人テーブルと6人テーブルが各3卓づつ。奥には4人用の座卓が4卓ほど連なる小上がりもあり、親子2代で切り盛りするアットホームな風情だ。 壁には手書きの短冊メニューがズラリ。カツ丼・カレー・オムライスといった、いわゆる「町中華三種の神器」もきっちり揃っている。
ここは去年の秋頃に初めて訪れて以来、もうかれこれ7〜8回は利用させてもらっているかな。 この日は八王子での仕事帰りに寄り道して、カツカレーを頂いた。
相方の許しが出たので、先ずは瓶ビールを発注。 テレビを見ながらのんびりとグラスを傾けていると、味噌汁とらっきょうを伴ったカツカレーがどーんと着盆。
大きな平皿に並々とカレーが注がれ、控えめに盛られたご飯の上に4切れのトンカツが鎮座している。 カレーは中華風というより家庭風といった感じ。昔ながらの黄色いやつではないが、このスタンダードな色合いもいいんだよなぁ。 カツは薄く、衣は剥がれぎみ。まぁオレはカツカレーのカツにハイクオリティは求めないし、ちょっとぐらい衣が剥がれやすいほうがルウに馴染んでちょうど良い。なんて思ったりするわけで。
ちなみに、相方のチョイスは焼肉ライス。 これはもう「豚バラ+白飯+甘辛醤油だれ」の3拍子揃った、日本人なら誰もが好きなやつだろう。
2人でシェアしようと頼んだ肉団子は、見た目こそ肉団子だが味はほぼハンバーグだ。 大きな塊がごろっと15個ものって、腹ペコ野郎が2人がかりでも食べきれないほどのボリューム感。 食べ残した分は女将さんにお願いして、パックに詰めてもらった。
ついでなんで、別日に食べたカツ丼も紹介しちゃおう。 カツ丼はカツカレーとは対照的に、カツが厚めでつゆは少なめ。カツと卵のバランスがよく、オーソドックスで安心の一丼だ。
庶民的な雰囲気で居心地が良く、何を食べても安くて普通に美味しい。 近所だったら月一で通ってしまいそうなとても使い勝手のいいお店です。
【中華料理 大盛軒】 📍東京都稲城市押立858-5
✔️カツカレーライス ¥850 ✔️焼肉ライス ¥850 ✔️肉ダンゴ ¥1500 ✔️カツ丼...
Read more私の中では相模湖の福龍と並ぶ、町中華の最高峰。「早い!旨い!安い!」の3拍子が揃っています。メニューの大半が600円〜850円の間で、大盛りにしても1000円でお釣りがきます。私はいつもオムライス・カツカレーライス・かつ丼の中から、その日の気分で2つ組み合わせますが、2000円有れば余裕です。 外のディスプレイは年季が入り、明るい店内は昭和感満載!手書きのメニューの短冊やビールケースがいい味を出しています。 では以下、各料理の個人的な感想です。 オムライス………断トツの1番人気!外側の卵はトロトロで、流れ落ちないギリギリの極限の柔らかさ。中には大きな鶏肉が皮付きのままゴロゴロ入っています。写真を見る度に思い出して食べたくなる、中毒性のある厄介な味。 カツカレーライス………私の見た限りでは2番人気。カツは厚さ1cm程のものが4切れ。大切りのお肉と玉葱で具沢山。ルーは一見オーソドックスだが手が込んでいる。鷹の爪とニンニクスライスで、しっかりした辛さの奥深い味。 かつ丼………焼肉ライスと並ぶ3番人気か?カツカレーライスと同じカツの上から、オムライスと同じトロトロの卵がかけられている。しょっぱ過ぎず甘過ぎず丁度いい味。 番外ですが味噌汁も旨い!具材は豆腐と三つ葉を基本に、ジャガイモやなめこ等が日替わりで入っています。最近は簡単なスープすら付かないお店が増える中、この値段で良く頑張っています。美味しかったです。ごちそうさまでした。 P.S.両親に対する息子さんの態度が目に余るとの書き込みが散見されます。エゴサーチでもして反省したのか、常連さんの忠告か、最近は控え目です。ですが元々お客さんには普通ですし、「寺内貫太郎一家」を観て育った私には、それも昭和の趣き。他所の家庭の事ですし、何でもかんでも[ コンプライアンス...
Read more私の他の口コミをご覧の向きは「アイツは正統醤油ならベタ褒めする、時代に取り残された憐れな爺」と心得たと思惟する。それは正鵠を得ている。 方々に書き散らかして居る通り、細麺、出汁が効いた醤油ツユ、必要十分な叉焼、セオリー通りの具。 勿論、こちらの価格600円のラーメンはこの「私好みの構成」だがそれらに加えて、こちらの「ラーメン」は何か私の心を鷲掴みにする何かを感じた。 それは多店舗展開や企業経営の料理店では決して味わえない何かと答えるしかない。 厨房に居られるご老人が何か妖力を発せられて居られるのか? もし、この「ラーメン」がこの風味を崩さずに供するロードサイド店が出現すれば運営会社はプライム上場してもおかしくないよ(そんなの無理だと思うけど)。跡継ぎと思しき勢いがいいお兄さん、あなた宝の山に居るんだよ。解んねえだろうけど。 もう、一部ではSNSに跳梁する分厚いチャーシューに野菜てんこ盛りにして背脂ぶっ掛けて1500円(税抜)にうんざりしてる人も居られるのでは無いか? 某BS局の中華屋探訪番組には殆どその手の店は出て来ないがその番組の視聴率は決して悪くないと察せられる。正月ぶっ通しで再放送してたあの紳士も。 雰囲気が低いのは他の人も指摘している通り。 お母さんが包んでいた餃子、「賄よ、家族用は私が作るの」も食べて見たかった。主治医の顔を想い出しながら、鷲掴みラーメンのツユを最後の一滴まで飲み干し...
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