Segawa Futagawaten

日曜日の12時前頃、のんほいパークに訪れた際の昼食に訪問。いや、正しく言えば豊橋カレーうどんを食べに訪れた際にのんほいパークに立ち寄ったのだ。数年前にテレビで豊橋カレーうどんの存在を知り、愛知県民として食べてみたいと思い続け、ようやくその日が来たのである。

待合客は1組。5分ほどで座敷へ案内された。子供用の椅子も十分な数があり、自由に使えるようになっている。のんほいパークの隣ということもあり、家族連れが多いのだろう。 メニューを見るまでもなく、豊橋カレーうどんを注文。これも5分ほどだろうか、非常にスピーディに配膳された。トッピングはうずらの卵と大葉の天ぷら、キャベツ、にんじん、チーズ。丼が大きく、食べる前からボリュームの多さを感じさせる。カレーはきちんとスパイスの風味と出汁の旨みを感じるが、決して辛くはない。しょっぱさも少なく、どんどん食べ進められるカレーうどんだ。ようやく底に埋まっているとろろごはんに行きつくと、これは不思議である。カレーと合わせて食べるとさらにさっぱりとして喉越しが一気に良くなる。まさに飲み物だ。カレーは飲み物とは、このことか。

私があまりにも美味しそうに食べていたからか、天丼と小うどんのセットを妻と半分こしていた2歳の娘が天丼のご飯を残しほぼ完食するところまでくると、こちらのカレーうどんの丼を覗き込んできた。こんな贅沢なものを食べさせては娘のためにならん、という思いと、こんな美味いものを食べさせてやりたい、という思いがせめぎ合う中、後者が勝ち、カレーと少量のうどんをご飯にかけてやった。美味しいと言い喜ぶ娘を見つめ、数年前からの念願だった豊橋カレーうどんを、当時は想像も出来なかった満足感とともに完食した。