Hana Steak House — Restaurant in Toyonaka

この鉄板焼屋さんこそが至上、などと軽薄な事は申しませんが、でもこれ以上って一体何を求めてるの？とは自問せざるを得ないレベルの名店だと思います。

このクオリティのお店が何故ここに？という疑問を抱く方々は千里ニュータウンが何たるかを判っておられない御仁だと思いますが、かつての高度成長末期〜バブル期、当時の大阪にしてはまぁまぁ住み易く落ち着いた場所として、中高所得層や芸能スポーツ関係者をも惹きつけた住宅地が此処、上新田でした。

故に当時から続くこの飲食さんには、日本黄金期昭和レガシーの数々、内外装は勿論、にんにく効かせたオイル塩胡椒のステーキ、バターと洋酒で香りつけるシーフード等々、何もかもそのまま残っており、その昭和ストロングスタイルを以降の激動期でも守り切れているところがこのお店屋さんの実力を物語ってます。

ただし勿論、突っ込みシロは無きにしも非ず、例えば赤ワインのボトルとか、白ワイン並みに冷えて出てきます。でも前世紀のレストランって大概そうだったよなーとか懐古してみたり、これはこれで味覚がリセットされて乙なもんだぜ的に柔軟思考してみたり、なんて所作が自然に身についた余裕ある大人にとっての突っ込み処で、粗探し思考の野暮な御仁はこのお店に似合いません。

そして以下、個人的な話ですが、1980年の夏からお世話になってます(79年にお店を始められたそうで)。爾来まぁまぁそれなりの回数、殊更ライフステージの節目では必ずコチラで食事を頂いてまして、入学や卒業、就職や国内外転勤、慶弔事(実父との最後の家族団欒も此処でした)等々、、、これ迄の、そしてこれからの自分史でも、かなり思い入れ深い...

1979年から続くお店。千里ニュータウンに住んでいた頃は子供だったので知りませんでした。

席に案内されて座ると、店員さんが紙エプロンを胸元に着けてくれて、気分が上がりました。ちょっとした心遣いが嬉しい。 後から来たお客さんは予約無しだったようで、入れませんでした。

ステーキ&シーフードのランチコースを頼みました。 何と言ってくれたか忘れましたが、最初は前菜のカナッペみたいなのからコースがスタート。ナポリタンみたいな味で懐かしく美味しい味。サラダはドレッシングが濃ゆく見えたけど、あっさりした落ち着いた味。

その横でお肉が密かにじっくり焼かれていきます。見るからに美味しそう。 後から鉄板の上に出てきた海鮮と野菜ががささっと焼かれて供されます。こちらも美味しい。 そちらを楽しんでいる間にメインのお肉も供されました。今まで食べたヒレ肉の中でも上位の柔らかさときめ細かさ。無茶苦茶美味しい。お味噌汁とご飯まで優しい味わい。

家族3人でお喋りしながら食べていたのを見て、そのペースに合わせてお肉を半分づつ供してくれました。優しい心遣い。

食後のコーヒーとデザートはカウンター後ろのソファ席で、アイスはバニラビーンズの香りがしっかり香る好みの一品。

どれも珍しい素材はないし、奇をてらった演出もなし。ひたすら落ち着いた何とも優しい雰囲気。 穏やかで満足のいく時間で...

お友達が誕生日のお祝いに予約をして下さいました。 外観から老舗の風格。

店内に入るとオープンキッチンの大きな鉄板。奥は鉄板のお席は3席？

とにかく、スタッフの方の接遇がよく 終始よい気分。 ペーパーエプロンも付けて下さり、なんかだか照れながらも嬉しい気分！

今回はヘレ1人前100gのコースを注文しましたが美味しすぎてもう100g追加して 半分ずつたべました。

お肉コース以外にも、海鮮とお肉コースなどがあります。

お食事の後はソファー席に移動して デザート。お誕生日という事もあり 店内にお誕生日の曲が流れてお店からの デザートをサービスを頂きました。 これがまた美味しい！！ お写真も撮って下さり ドレッシングのプレゼントまで頂きました。

お料理も最高でしが 本当にどのスタッフの方も上品で また、来たくなるポイントですね！

トイレも広くお掃...