駅の隣の飲食店が4、5軒並んだ長屋の一番端っこにあります。 鳥取県の西部は牛骨出汁のラーメンがご当地グルメなんですね。 伯備線の乗り換えにかなり時間が空いたので、一番駅チカのこちらにお邪魔しました。 カウンターのみの店内で大将が一人で切り盛りしてます。 ランチタイムのサービスメニューで牛骨ラーメンとチャーハン、小鉢の煮物と漬物の「定食」をお願いしました。 これで700円ってかなり安いですよね。 大将のワンオペなので出てくるまで少しだけ時間が掛かりますが、そこはビールでも飲みながら気長に待ちましょう。 メニューは各種ラーメンとチャーハンなどのご飯物、酒を頼んだ人が頼めるツマミメニューくらいなので、サッと食べてサッと帰る人がほとんどでした。 瓶ビールをチビチビ舐めながら待ってると、定食が来ましたよ。 牛骨ラーメンは、見た目は背脂が少し浮いてる醤油ラーメンって感じです。 スープを啜ると、「美味い！」って思いました。 あっさりしてるんだけど、味に深みがあって鶏ガラスープの醤油ラーメンとは全然違いますね。 臭みとかもなくて上品な感じがします。 チャーハンの味付けも好みの感じでした。 これで700円は絶対にお値打ちですよ。 お会計の時、無口で愛想のない大将が、「お気をつけて」とさり気なく言ってくれたのが、旅人には嬉しかったです。 乗り換え時間にサッとビールでも飲んで、ラーメンを啜る、山陰旅行の楽しみが増えました。