川崎市は麻生区に有ります「細山神明社」です。 日本三大下り宮(逆さ大門)の一つです。あと二つは九州に有るそうです。
逆さ大門とは鳥居から下ってお宮に行く神社の事を指します。非常に珍しい様です。 日本三大下り宮の他には、日本全国でも数えるほどしか逆さ大門の神社は有りません。
細山神明社の創建年は不明ながら、鎌倉時代から祀られ始めたと伝わっています。 また明治6年(1873)には、この辺りの村社になった様ですね。
最初社殿を普請した際、東向きに社殿を建築しましたが…一夜の内に西向きに変わっていました。また東向きに直したが…また一夜にして西向きに変わっていたという伝説が残ります。
そして…ある晩 この村の名主の夢枕に神様が立ち、こう名主に言ったらしいです。 「社殿が東向きでは…村に背を向ける事になる、西向きならばいつも村の方を見て守る事が出来るであろう」と。 又「西向きにすれば西の方向遥かに有る伊勢の皇太神宮の方を向く事が出来る」と。 最後に「この為になら逆さ大門になっても構わない」と神様は告げ消えて行ったとか。
そうして、この様な逆さ大門の稀有な神社になったのですね。おもしろい伝説ですね。
この細山神明社は古くから、吹き出物や下の病に御利益が有るとの事です。
神社には樹齢300年〜400年ぐらいの御神木の大樹も有ります。
下の鳥居から上がって右に折れて、そして下ってお宮参りをします。社殿周りには静かに凛とした空気感を感じられる事でしょう。
是非にブ...
Read more狛犬が今まで見たなかでは随分と愛敬あるように思いました。社のなかには絵馬がたくさん飾られて見えました。以下、神奈川県神社庁HPから転載。
御祭神 天照皇大神 ( あまてらすすめおおみかみ ) 倉稲魂命 ( うかのみたまのみこと ) 五十猛命 ( いたけるのみこと ) 天児屋根命 ( あめのこやねのみこと ) 猿田彦命 ( さるたひこのみこと )
御由緒 『逆さ大門のはなし』 わが郷土の鎮守様、神明社のひらかれたのは、いい伝えによれば、源頼朝が鎌倉幕府 (一一九二年)...
Read more細山神明社(ほそやましんめいしゃ)。 広くはないが高低差のある配置と、「坂を降って参拝するので人呼んで逆さ大門」は、珍しい。 南側の道路は、一ノ鳥居、階段のある西側で標高67mぐらい。スロープのある東側が、少し下がって65m。一ノ鳥居の辺りが、69m。階段を上がって、ニノ鳥居の辺りが、78~77mぐらい。そこから下って、境内が73m。・・・東側の小道(スロープ)を上がって、境内に曲がるところで、72m。短いスロープを上がって、境内。 後ろは、丘陵。今は、分譲地になってしまってる。ゴルフ場の辺りまで上がれば、標高125m~。よみうりランドの辺りが90~110mぐらいかな。遠くから「大観覧車」が見えるわけだ。「車」は、直径60m、一番上で160mを超える。・・・その西隣には、読売巨人のファーム球場と、「TOKYO GIANTS TOWN」が造成中。 この辺は、ずいぶん開けた。新百合ヶ丘ができ、小田急永山線が開通し、小田急多摩線に伸び、遠くまで「乗り入れ」になって・・・人口は増えたね。飛躍的に便利になった。でも、細...
Read more