Odayama Castle Ruins — Attraction in Aizuwakamatsu

福島の旅で、立ち寄りました。今回は、敢えて鶴ヶ城には行かず、周辺から眺めようと思い、会津小田山城跡を訪れました。小田山公園駐車場に車を止め、砂利道の坂を歩くこと２０分で城跡に着きます。道中は、鶴ヶ城と周辺の街並みが眺められるので、休憩しながら写真撮影をしました。小田山には、今から８００年余り程前から、４００年に亘って、会津を統治した葦名氏の山城がありました。また山頂には、会津藩の産業や経済の立て直しに功績のあった、家老田中玄宰が葬られています。戊辰戦争の時は、官軍が大砲を運び上げ、鶴ヶ城に向かって大量の砲弾を撃ち込みました。小田山は、会津の歴史を知るためには、大切な場所だと知ることができ、違う角度...

小田山城は、戦国大名・蘆名氏が本拠とした黒川城の詰めの城として機能した山城で、会津若松城から南東約1.5kmに位置する標高371.7mの山上に築かれました。1354年に築かれ、1384年に郭などが整備されたと伝わります。16世紀後半に向羽黒山城に詰城機能が移ると廃城となりましたが、戊辰戦争では新政府軍の砲撃拠点となり、会津若松城攻撃の拠点となった歴史を持ちます。現在は「小田山公園」として整備されて、蘆名氏や会津藩家老の墓所も残り、歴史と自然の散策地...

蘆名氏の詰城。中世山城の形態を残す。 雛壇状の郭群や食い違い虎口、物見櫓、堀切等が残る。広く大きな郭には会津松平家重臣の墓があり、物見櫓からは会津市街が見渡せる。 城跡に至るまでに戊辰戦争で新政府軍が若松城に向け砲...