こちらのお寺には復元された宮本武蔵の作庭以外にも見どころがあります。 一つは柴任三左衛門の墓です。この人は武蔵の孫弟子にあたり、日本各地で武蔵の兵法・二天一流を教え最期はこの地で亡くなったそうです。妻・岩のお墓と並んで立っています。 そしてもう一つは滝沢馬琴の大著『南総里見八犬伝』のモデルになった里見忠義の供養塔です。なぜ千葉の館山藩の藩主だった忠義の供養塔がこの地にあるのかというと、忠義の夫人だった桃源院が明石藩の四代目藩主の大久保政職の姉という縁によるためです。 忠義は岳父である大久保忠隣の事件に連座して館山から鳥取の倉吉に移封になるのですが、以前読んだ本には江戸湾の入口である館山の地を外様である里見家に治めさせておくのは都合が悪いとみた幕府が理不尽にも忠義を無理矢理移封したと書かれていました。確かに幕府のやったことはいささか強引だったかもしれませんが、八幡和郎さんはこの里見忠義という人は「物乞いは社会のためになんの役にも立たない」といって刀の試し切りで一ヶ月に375人も殺したというとんでもない殿さまだったので遅かれ早かれ失脚しただろうと言っています。そして忠義は倉吉の地で嗣子のないまま死んだので里見家は無嗣断絶となり藩も取り潰しになったので絶望した家臣達が殉死というより集団自殺したというのが真実のようです。 このように真実は身も蓋も救いも全くありませんが、それはさておき、今年2024年の10月に役所広司主演の映画「八犬伝」が公開されます。これを縁にこの地にも多くの人々が訪れる...
Read moreご供養の申し込みの為、ホームページに案内されている番号にかけ、日程を調整したい旨伝えると、 しばらく無言で、住職がいないのでわかりませんまたかけてくださいと言われ いつなら居ますか?と聞いたらまたしばらく無言になり、…夕方になるというので 夕方かけたらいいですか?と聞くとまた無言に。 もしよかったら折り返して頂けますか?と聞くと はい、お名前と電話番号は?と言われ 名前と電話番号を伝えたが結局折り返しの電話はなし。きっと住職に何の確認もしてないでしょうね。こちらの電話はなかったことにされたのでしょう。 かなりめんどくさそうに対応された。女性の方です。 そもそもホームページに案内を載せているのに電話受付の担当が予定がわからないとは?住職の予定は電話受付の担当にも共有するべきでは? 何のための電話受付なのか? 住職しか予定を知らないなら住職の携帯番号でも書いておいたらどうですか? こんな対応でなぜこんなに口コミ...
Read moreコロナ前の坐禅会に参加していました。本堂の中に入りきれないほどの人が集まっていて、とても人気のあるお寺なのだと思いました。住職は物静かな方で坐禅について、そして仏教を優しく教えて下さいます。受付をされていたのは奥様だと思いますが、いつも笑顔で丁寧に対応して下さいます。お手伝いにみえている方もとても丁寧です。子どもたちも可愛く、お手伝いをしている姿は微笑ましいものです。お寺の皆さんの気持ちの現れで、とても雰囲気のよいお寺なので、毎回気持ちよく坐禅ができて心の静寂が得られます。世の中が落ち着き、坐禅会が再会される...
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