庭園が国指定名勝。佐竹の殿様の別邸。鷹狩りの帰りに立ち寄ったりしたそう。
国指定名勝といえども、手入れが行き届かず古ぼけた雰囲気漂う昭和な観光名所、というパターンがありがちだが、ここはそうでは無く、割と最近修復整備を施したらしく、綺麗に整備されている。
庭園の中央にある小さな滝の落水の音が、割と距離がある殿様のいる主屋まで綺麗に聞こえる。見事な築庭技術である。残念ながら、近くのモータリゼーションの音が混ざってしまうのが惜しい。
庭園各部に配置された石も、京都の庭のように他と競うような変な個性は無く、見た目は穏やかだが、一方で意図を持って選ばれたものが物が配置されている、ように見える。
中心部から離れていて車前提なのと、見た目の派手さは無く、日本庭園を勉強しておかないと、何が良いのか分からない、狭い庭見せられて310円も取られた、みたいな感想になる可能性もある。人...
Read moreThere's not much to see. I was there in winter; spring...
Read moreこの庭園は元禄年間に築造されたと考えられていて、第9代秋田代藩主の佐竹義和によって整備され如斯亭と名づけられたそうです。後世には「東北では無二の名園」とも評されて、藩主の御休所として機能しただけでなく、多くの文人墨客の交遊の場としても活用されたそうです。主屋からの池泉と築山、滝組の眺望が美しく、築山や池泉から観る主屋の風景も風情がありました。個人的には池泉から流れてくる川の前に建てられた茶...
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