特別展「空襲に備えよ ー総力戦下の家庭防空ー」を観にいきました。8月という時期であり、また今年は終戦80周年という節目でもあるので各地でこうした戦争関連の展示が行われていますね。 ここ安城市域はそれほど空襲の被害には遭っていませんが、それでも会場内には空襲や戦争関連の品々が多数展示されていました。 戦争の歴史を後世に伝えるためにこの様な展示はとても大切だと思いますが、これらの展示にはアメリカ軍が行ったこの様な都市への無差別爆撃は軍隊が民間人への攻撃を禁じた戦時国際違反であるという主張が全くみられないということが私には非常に不満です。そういう主張が無いのは自虐史観よるものだと私は思います。 2025.8.11
企画展「日本丁抹と呼ばれた時代 ー100年前の碧海地域と農業ー」を観にいきました。蛇足ながら申し上げますと「丁抹」は「デンマーク」と読みます。100年ほど前にここ碧海地域では農業に対して様々な先進的な取り組みが行われたのでヨーロッパの農業先進国であるデンマークになぞらえて「日本のデンマーク」と呼ばれるようになったのでした。私は愛知県の稲沢市に住んでいるのですが、中学校の地理の授業でそのことを習いました。他県でも教えられているのでしょうか? それはともかく展示品の中に葡萄酒のラベルもありましたが、これは今でも生産されているのでしょうか?また一階ロビーの特設ブースにはいちじくなど地元の食材を使った食品も色々販売されていましたが中にはいちじく、なし、にんじん味の「クッピーラムネ」もありました。同じ愛知ですが、私が住んでいる稲沢では見たことがありません。博物館のスタッフに聞いてみたところ、この地域限定の商品のようです。興味のある方は購入されてはいかがでしょうか? 2025.6.18
特別展「地震と災難ー宝永地震から三河地震までー」を観にいきました。今回の展示は他所からの史料が多いためか展示室内は撮影禁止でした。なので写真はエントランス部分のみになります。悪しからず。 展示の中に昭和8年生まれの私の母が経験した東南海地震についてのものがありました。母の話では地震が起きた時に人々はすぐに高台に避難したのですが、地震が収まったあとに火元が気になるとか、貯金通帳を取ってくると言って自宅に戻った人は全て津波にさらわれてしまったそうです。地震のことを記した記録にもあるように、地震が起きたら速やかに高所に避難してそのまましばらくはそこにいた方が良いようですね。 こんなことを感じて帰宅したら、午後9時19分ごろに宮崎県で震度5弱の地震が発生して、宮崎県・高知県に津波注意報が発令されたというニュースが入ってきました!やはり日本は災害の多い国ですね。日頃から不慮の災害に備えておかなければいけないと改めて痛感しました。 2025.1.13
企画展「家康と三河の城」を観にいきました。「はじめに」のところにも書いてあったように、私たちは城というと、石垣があって白壁に屋根瓦が乗った櫓や天守があるものを想像しますが、それらは江戸時代まで存続したごくわずかなもので戦国時代の城と言えば、今の私たちの感覚からすると、砦とか橋頭堡といった感じのもので造りも土塁と空堀の所謂「土づくりの城」でした。今回の展示はそんな戦国の城の中で家康にゆかりのあるものを取り上げたものです。なのでいわゆる織豊系城郭が好きな人が見たら「なんだこれは?!」と思うかもしれませんが、戦国時代の山城や土の城が好きな方にはお勧めの展示ではないかと思います。 2024.1.9
特別展「三河本多一族」を観にいきました。大河ドラマには本多忠勝と本多正信の二人しか出ていませんが、家康の家臣には他にも多くの本多がいたのでした。 会場で久々に本多忠勝の寿像を見ました。寿像とは生前に描かれた肖像画ですが、私達がよく知る鹿角に黒い鎧の忠勝とはまるで別人のように描かれています。興味ある方は是非見にいってみて下さい。 大河ドラマには登場していませんが「鬼作左」として有名な本多作左衛門重次についての展示もありました。それによると作左衛門はどちらかといえば、いくさよりも奉行として活躍した人物だったそうです。ちょっと意外でした。 2023.10.4
特別展「徳川の支柱 酒井氏」を観にいきました。文書史料の多い展示でしたが、鎧や軍配、木像もあってそれなりに楽しめました。 それにしても、今回は展示以外にも色々工夫を凝らしていたと感じました。例えば私は次回の特別展とのセット券を購入したのですが、これは単に入場料が安くなるだけでなく、ミュージアムショップやぷらす珈琲で割引ができる特典も付いています。両方行く予定の方にはこれはお勧めです。それから会場には酒井忠次にちなんだ(?)えびすくいみくじもあります。他にも「どうする家康」の出演者の写真パネルも展示されていましたが、家康、信長、築山殿はよいとしても、どうして秀吉なのでしょうか?ここでは酒井忠次に関した展示を行っているので酒井忠次でなければおかしいと思います。 そんなわけで、名古屋城の金シャチ横丁で撮影した酒井忠次と本多忠勝のパネル写真を勝手に上げておきます。悪しからず。 2023.7.22
特別展「家康と一向一揆」を観にいきました。今回の展示は文献史料が多いので、以前の浮世絵の展示の様に大勢の人が来場するということはないかもしれませんね。 展示品の中に先週「どうする家康」に登場した本證寺の住職・空誓の肖像画がありました。説明を読んでみると空誓は慶長19年(1614)に70歳で亡くなったので、三河一向一揆の時は19歳だったと書かれていましたがドラマの空誓は壮年の男性でした。あれでは史実とは違いますが19歳の少年ではあのようなカリスマ性のある僧侶を演出するのには無理があると判断されたので、あのような設定になったのでしょう。 ドラマでは先週から一向一揆との戦いが始まりました。一揆の平定に手を焼いた家康は一揆側に「何もかも元通りにする」と宣言します。一揆側は「以前のように年貢を収めなくてすむ」と喜んで家康との和平に応じるのですが...その辺りがドラマではどのように描かれるのか、今から楽しみにしています。 2023.2.24
特別展「養生から健康へ」を観にいきました。古代から現代まで健康をテーマにした展示になっています。興味深い展示品はいくつかありましたが、私が興味を持った一つは曲直瀬道三の肖像画です。曲直瀬道三は戦国時代を生きた名医の一人ですが、もし肖像画があれば見てみたいと思っていました。写真とはいえ肖像画を見ることができて嬉しかったです。 『養生訓』を著した貝原益軒は「裕福は求めても得られない場合があるが、健康長寿は求めれば得られる」と考えていたそうです。私達も気をつけないといけませんね。 2022.9.28
特別展「怖〜い浮世絵」を観にいきました。普段はそれほど来館者が多くないのに土曜日とはいえ非常に多くの来館者がいたので驚きました。令和の時代になっても、幽霊や妖怪の人気は相変わらずですね。怖いもの見たさでしょうか?浮世絵だけでなく幽霊の肉筆画もいくつか展示されていました。河鍋暁斎の作品がなかったのはちょっと残念でしたが、今まで本や写真でしか見たことがなかった幽霊画の実物を見れたのは良かったです。色々ある中で私の興味を惹いたのは静湖が地獄太夫を描いた「地獄太夫図」と松村呉春の描いた「春の夜」でしょうか。 春の夜や おぼろの中の おぼろかな 九起 2022.8.27
特別展「女子のたしなみ」を観にいきました。しかし今回は展示そのものよりもホールに展示されていた「福よせ雛」に圧倒されました。人形の数もさることながら、特別展に合わせた江戸、明治、大正、昭和の女子の風俗をモチーフにした「女子のたしなみ披露ショー」は圧巻でした。次回も期待しています。 2022.3.11
企画展「THE...
Read moreIt’s all in Japanese, but they lent us free audio tours, so you don’t have to be able to read everything yourself.
We saw a really nice exhibit about the Olympics (the First/last time they were in Japan) and the building of the Shinkansen/Tokaido railway line.
Upstairs has a seemingly more permanent exhibit about the more prehistoric historic history of the area, which I especially enjoyed.
The surrounding park is really nice too, there’s a shrine and an art museum and an art installation that plays music as set times, and something else I haven’t been in yet.
There’s also...
Read more「怖〜い浮世絵展」終了前日の午後に来館しました。入場規制はかかっていましたが、一日20人限定の灯籠づくりができ、楽しい時間でしたので待ち時間はあっという間でした。規制があったとしても、ワークショップに参加できたり常設展を鑑賞できたりするので、規制はあまりマイナスの印象がありませんでした。規制のおかげで入場人数が限られ、ゆっくり見ることができました。
今回の企画展は大変充実していました。浮世絵に興味の無い中学生の娘も、しっかり楽しめたようです。怖い絵を集めた浮世絵というのも、子供の興味を引きますし、解説の長さも解りやすさもちょうど良かったように思います。
また、博物館の外の公園ものんびりできて良いです。9/3にはトンボ捕りのお子さんも見られました。
自分の家からはかなりの遠出にはなりますが、興味のある企画展があれば、次回は半日使うつもりで訪れたいです。ただ一つ、安城駅からも南安城駅からも徒歩では遠いので、自転車かタクシー、または100円で利用できる巡回バスを使うことになります。あんくるバスを利用できる予定を立てると、より安価に効率...
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