初めて青森市中世の館を訪れて、その充実した展示内容と落ち着いた雰囲気に感動しました。館内では、国史跡・浪岡城跡から発掘された武具や生活用具、宗教具などの貴重な遺物が並び、約430年前の津軽地方の中世の暮らしや浪岡城の歴史をリアルに感じることができます。展示室は時代ごとに分かれており、縄文から現代までの浪岡地区の歴史を丁寧にたどることができ、歴史好きにはたまらないスポットです。
また、地元の民話を映像で紹介するコーナーや、クイズ形式で町の歴史を学べるパソコンコーナーもあり、子ども連れでも楽しく過ごせます。多目的ホールや研修室も備え、地域の文化・芸術活動の拠点としても活用されているのが印象的でした。
敷地内には江戸時代末期の県重宝「旧坪田家住宅」もあり、茅葺き屋根の農家住宅や商家の特徴を併せ持つ建築を間近で見学でき、近世の暮らしにも触れられます。
館内はバリアフリーで、駐車場も広く、アクセスも便利。入館料は大人210円、高校生110円、中学生以下は無料とリーズナブルで、気軽に立ち寄れるのも魅力です。青森の歴史や文化を深く知りたい方にはぜひお...
Read more2021年7月30日に見学しました。一般大人210円です。浪岡城や浪岡北畠氏の歴史を中心に発掘調査の出土品が展示されています。その他に高屋敷館遺跡や川原館遺跡のコーナーも特設されていて、展示内容は充実しています。旧館の方は、学校の旧校舎を活用しています。駐車場向かい側の旧坪田家住宅も係の方にお願いすると見学させてもらえます。この建物は、最初、旧「大豆坂(まめさか)街道」で「峠の茶屋」として江戸時代の初め頃に建てられたそうです。その後、農家も兼業したとのことで、その地域の豪農だったそうです。昭和42年に野辺地町馬門温泉に移築され、更に平成3年に...
Read more浪岡北畠家の歴史の資料や、縄文時代の遺跡の発掘物などを見ることができます。あの北畠親房の子孫らしいですが、どのような経緯で浪岡に入ったかははっきりしていないようです。城を築き、京との交流もとっており、身内のどたばたがあって弱体化し津軽為信に滅ぼされるまではなかなか繁栄していたようです。 津軽の鉄道の歴史のコーナーも有り、今から20年ほど前の青森ー弘前間の前面展望の映像などもあります。 廃校になった小学校が隣り合わせになっていて、こちらも見学できますが、雰囲気がよいので入って...
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