越前守忠相および大岡家歴代の菩提寺として知られる。江戸時代の大岡家の所領内に建立された。忠相は出世して大名になり三河西大平藩主でもあるのだが、この相模高座郡は家康より拝領した父祖以来の地ということらしい。寺の北を「大岡越前通り」という道路が西は寒川から東は藤沢市の大庭台まで走っている。また、地元では「大岡越前祭」なるものも催されているようだ。大岡家歴代の墓所は寺務所に申し込まないとお参りできない。寺務所がどこか分からなかったし、それほど忠相に思い入れもないので今回はお参りしなかった。忠相の墓は台東区谷中の瑞輪寺にもあるそうで、一度訪ねたことがあるがこれも見つからなかった。 「大岡越前祭」では参勤交代の大名行列の真似事をするらしい。忠相は最晩年にやっと1万石の大名に昇格した。所領は各地に分散しているが、三河に多く所在し、西大平に陣屋を構えている。ところが、大岡家は定府大名だから参勤交代をしない。各領地は代官任せで忠相自身が江戸から出たことはほとんどないだろう。もし多数の家臣を引き連れて江戸から出たら謀反とみなされ、領地没収は免れない。それ...
Read more御朱印、お参り。 駐車場あり。 浄土宗の寺院で、ご本尊は阿弥陀如来です。
大岡家の二代当主忠政が、父忠勝の追善のために1611年に建立しました。 忠政の法名『大綱院殿忠誉窓月浄見大居士』から四文字をとって、山号窓月山・寺号浄見寺と名付けたとされています。浄見寺は大岡家代々の菩提寺で、1615年にこの寺に改葬された初代忠勝の墓石をはじめとして、13代まで一族累代の墓碑58基が整然と並んでいます。 因みに、四代目当主の大岡忠相(ただすけ)が時代劇の大岡越前です。
本堂の左脇から裏に繋がっており、奥の小高い丘を利用した見事な庭が現れます。更に丘の上に続く階段があり、その先には旧三橋家住宅が歴史資料として残されています。寺の向かいにも旧和田家住宅が歴史資料館を兼ねて建っているので、お参りと併...
Read moreR4/11/10 ...
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