歴史好きの方は、まず公園の公式ホームページをのぞいてみるのがおすすめです。詳しくて分かりやすいので、予習をしてから訪れると現地での理解がぐっと深まります。公園自体はのどかな広場で、西部運動公園が混んでいるときの代替としても気持ちよく過ごせます。
福岡の弥生時代というと、よく「奴国」や「伊都国」の名前が出てきますが、この吉武高木遺跡は位置的にはその間にあり、どちらにも属さない遺跡です。 奴国の須玖岡本遺跡や、伊都国の三雲・井原遺跡、平原遺跡が「特定個人墓」(王の墓)とされるのに対して、こちらは「集団墓」や「特定集団墓」と呼ばれる墓です。王が誕生する前段階、ムラからクニへと移り変わる過程が残された遺跡です。特に、三種の神器を思わせる鏡・剣・勾玉を副葬した木棺墓が出土したことで、王墓の原形という意味で「最古の王墓」と呼ばれているそうです。
個人的に面白いと感じたのは、この場所が単なる大規模な墓群ではなく、大陸との交流や糸魚川のヒスイを使った勾玉など、広域的な交易の痕跡を感じられることです。福岡市博物館で何度も展示品は見ていたのですが、実際に現地に立つと2000年前の暮らしぶりが想像しやすく、考古学好きとして...
Read more200メートル四方の周回式公園です。 散歩をしながら、吉武高木遺跡についてライトに学べる感じです。
甕棺が埋まっていた場所が正確に表示されておいます。副葬品の内容から、年代、墓の形式(甕棺・木棺)、そして埋葬者の体型まで。
それに気付くと、軽々に足を踏み入れていいものか?と、途端に厳粛な気持ちになりました。
犬を連れてやってくる人が多く、 なんだかな〜と思ってしまいます。 一応、集合墓地跡なんですからね。
西部運動公園にドッグラン、ありますよ。 糞は始末され...
Read moreやよいの風公園は吉武高木遺跡と同じ場所にある芝生に覆われた広場です。 きれいに整えられた芝の園内を一周する広すぎない遊歩道があり、小さな子ども向けの自転車やスケボーの練習に最適です。また芝の中にはよく見ると小さな昆虫やトンボ、チョウなどがいて昆虫の観察にも適しています。トイレや自販機、無料の駐車スペースも充実していて小さなお子様連れの遊び場として最適です。 しかしながら夏の日差しの強い日中は太陽を遮る場所やベンチがそれほど多くないためテントや日傘などは...
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