起伏のあるだだっ広いだけのところ。それがまたいい。 隣り合わせにある畑には白い貝の欠けらが一面にあり、この下に貝塚があるのが頷ける。日本最大級の馬蹄形貝塚という。 コロナの関係か、子どもたちがのびのびと遊んでいた。親子連れが目立つ。 市川市内では貴重な広場になっている。 千葉県は全国的に見て、貝塚の多いところだが、市内では、西の台地に堀之内貝塚、まん中の台地にこの曽谷貝塚、東の台地に姥山貝塚と大きな貝塚がある。三者三様の雰囲気をもっている。東京に近いこともあって発掘調査は早い時期から行われている。 昨年(2023年)コロナ禍で行われなかった「縄文まつり」が10月8日(日)4年ぶりの開催となった。26回を数えたという。 国史跡指定から50年近くかけて5万平方メートルの遺跡...
Read more今から3千年~4千年前の後期縄文時代の貝塚と言われており、馬蹄形貝塚としては日本最大級の規模なんだそうです。これまで発掘で、竪穴住居や埋葬人骨・土器などが多く発掘されてきたんだそうで、市川の博物館に行くとその研究成果を知ることができます。子どもたちにこの歴史を知ってもらおうと、毎年10月10日には曽谷縄文まつりが開催されています。 春にはヒバリが空高く一直線に舞い上がる姿が見られるし、お正月には子どもたちが凧揚げしている憩いの広場になっている。ちかくの畑には貝殻がたくさん落ちてて、「これが縄文人が食べた貝のカスだぞ」と小さいころお爺ちゃんに教えられたんですが、こんなに無造作に落ち...
Read more3000~4000年前の縄文時代中期末から後期末にかけての貝塚。国の史跡。見た目210m×240mほどの広大な単なる空き地。開けた大きな空間に踏み込むとなんだか気分が爽快です。道を挟んだ隣接地の畑のむき出しの土に無数の白い貝殻が見られ、なるほど貝塚とはこういうものかと得心しました。駐車場は整備されていないので、近くまでバスで...
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