西向きに建てられた社殿、石刀神社 桜咲く長い参道で行われる石刀祭り
崇神天皇の代、石刀社として創建 当初、尾張国中島郡四条の地に 創建されたと伝えられています。 現在も一宮市には三条という地名が残り、 その西側が四条と推定されます。 現在の、羽島市中島~桑原にかけての 地域に最初、鎮座していました。
天正14年旧暦6月24日(1586年8月9日) 大洪水により、境川を本流としていた 木曽川の流れが、現在の位置まで 移動し、四条と呼ばれていた地域は 美濃に変遷されることとなりました。
もともと、洪水の多い地域で、 石刀社も天正14年の大洪水の前 14世紀平安時代~南北朝時代ころ 洪水を免れるため、この 今伊勢地区に遷座しました。
岩戸古墳の上に社が建てられており 南側には、古墳の法面が見ることができます。 古墳は、今伊勢古墳群に属する、 車塚古墳や伊冨利部古墳 の同一豪族のものと推測されます。
平安時代に中嶋神戸(今伊勢町本神戸)は 伊勢神宮に領地が寄進され、 遷座の時には、伊勢神宮の領地であったため 石刀神社は、伊勢神宮の分社を合祀された 経緯があります。
時はくだり、戦国時代末期 1600年(慶長5年)、西へ向けて 進軍中の徳川家康が訪れ石刀神社を参拝
そのさいこの社に陣を敷いたために 社殿の破損、建造物の一部が 取り壊されてしまいました。
関ヶ原の戦い後の1608年(慶長13年)に 徳川家康の命令により社殿は、 見事に再建されました。 この再建を祝って始まったのが石刀祭りとされ 毎年4月19日に山車奉納と献馬が行われます。
見どころは、献馬6頭と、 大聖車(だいしょうしゃ)、 中屋敷車、 山之小路車(やまのしょうじしゃ) という3両の山車が同時にからくりを 披露する「山車からくりと献馬奉納」。 8メートル以上もある山車は、 上層にからくり演出場、 中層前面に采(さい)を持った人形、 下層に囃子(はやし)場があり、 離れからくり(人間の手から離れて演技するからくり)に なっています。
当日は、献馬6頭が西大門に出そろったあと、 3両の山車が同時にからくりを始める。 14時半には、献馬が境内へ参入。 続いて山車が囃子(はやし)に合わせて ゆっくり境内へ入り、15時半ごろから、 大聖車・中屋敷車・山之小路車の順に からくりを奉納されます。
神社...
Read more石刀神社(いわとじんじゃ)。愛知県一宮市今伊勢町馬寄石刀。
式内社(小)論社、旧県社。 尚、式内社の「石刀神社」は、当社のほかに、一宮市浅井町の「石刀神社」、岐阜県羽島市桑原町の「八剣神社」が該当する説もある。羽島市桑原町の「八剣神社」は当社「石刀神社」の旧地と推測される。
主祭神:手力雄命 国常立尊 豊斟渟尊 国狹槌尊 (合祀)天照大神 豊宇気毘賣神 軻遇突智神 大鷦鷯尊 中筒男命 事代主命 伊弉冉尊 菊理媛命...
Read moreBest time to visit by spring . because before you enter the shrine theres a lot of sakura trees in the way that guide you to the shrine! The best place for...
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