通学・通勤中に電車から眺めていた古墳です。小さい古墳だなあと思っていました。でも近くまで行ってみたら意外な大きさにびっくり。高さは後円部2.45メートル、前方部2.05メートルとのことで、どこをとっても私の身長よりずっと高いんですよね。近くで見るまでは「あれくらいなら自分でシャベルを使って作れるんじゃないかな?」なんて思っていたのですが、とんでもないことです。
前方部の上には山神塔が立っていました。寛延三年と彫られているので、江戸時代の西暦1750年に建てられたようです。山神は山で働いている人の守り神で、春には山から降りてきて田の神にもなるそうです。ちょっと離れているけど、千貫山から降りてくるのかな?
岩沼市史によると、毎年10月25日に「三平講(発音はサッぺコらしい)」という行事が行われているそうです。藁でつくった小屋と人形を燃やし、江戸時代に火事で亡くなった三平という侍の供養と、火事が起きないよう祈願するとのこと。そういう昔からの風習って途絶えてしまっているんじゃないかなあと思っていました。でも2025年11月3日に行ったときは前方部の上が黒く焦げており、また三平講で使われるという赤い幟が山神塔の脇にはためいていたので、今でも行われているようですね。
なお駐車場はありません。また北側の道路から行くときは、用水路に渡されている板の上を通ることになるので、ちょっと怖いです。その後は田んぼの畦道を歩いていくため足元は注意が必要です。 田んぼには所有者の方がいるはずなので、見学の際は迷惑をかけないように気をつけましょう。
2019年4月28日(日)訪問 2025年...
Read more広い田んぼの中にあり遠くから見ている人には小さな古墳に見えますが、近くで見ると意外に大きな古墳なのですよ。もちろん雷神山古墳や遠見塚古墳とは比較できないけれどね。
震災前はかめ塚古墳の周囲はごみだらけでした。それほど見向きもされない古墳でした。今はとてもきれいになっています。
この古墳は周囲が水田のために長年の間に少しづつ削られてしまったようです。前方後円墳の「前の四角部分」と「後方の円」をつなぐ部分が極端に細くなってしまっています。
この古墳はある古墳と大きさや形がとてもにているので、「何か関連があるのではないか」と話題になったことがありました。ちょとロマンがありましたがそんな説もなくなってしまいました。実際にどうだっか知る人は古墳の中に眠っています。このまま静かな時間を過...
Read more宮城県を代表する史跡の一つで、全長65フィート程の小さな前方後円墳(?)であります。
補足 道路に囲まれた亀塚古墳がある田んぼ一帯の土地所有者の9割が近々(もしくは将来的に)不動産に売ることに賛成してるらしいです。あの辺の田んぼはほとんどの土地所有者が農家に米作りを請け負ってもらってるらしいので仕方ないのかもしれないけど、あの田んぼ風景は壊したくないな〜。 まあ、開発の話の前にあの辺一帯古墳群だから古墳の調査入るし、調査前後で市が開発やめれ言ったらそれまでなのかな。 もし、開発が決まるのならば住宅地ではなく古墳公園として整備してほしいっす。いつの話になるかわからんけど
追記 開発計画は頓挫した模様。やったぁ!!
補...
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