鷹(たか)と硯(すずり)で鷹硯寺。由来となった鷹石伝説(百合若伝説)というお話があります。昔々都から陸奥国に来た百合若大臣のもとへ、都に住む百合若大臣の妻が硯を届けようと思いました。鷹の脚に小さな硯をくくりつけて空へ放ちましたが、鷹は硯の重さに耐えきれず、この地で力尽きてしまったのです。 単なるお話かと思いきや、この硯は実際に鷹硯寺にあるのだそうです。『いわぬま歴史散歩』(岩沼市民図書館で借りられます)という本に写真つきで紹介されています。 また鷹の亡骸は石となってしまったそうです。鷹硯寺西側の山中、岩沼市と柴田町境界の深山頂上にある『鷹石』という大きな岩がそれです。
皆さんクチコミで書いているように、鷹硯寺の墓地は千貫山の斜面につくられているので坂が急です。県道仙台岩沼線からも千貫山の下半分が墓地になっているように見えます。山門から墓地の奥までは高度差は30メートルぐらいあるようです。 登るのはちょっと疲れますが、一番高いところから振り返ると、岩沼の街から海までを見下ろせる、素晴らしい景色を見ることができます。
なお山門をくぐると右側に簡易トイレがあり、男性用小便器と個室に分かれています。個室は洋式トイレでしたが、トイレットペーパーはありませんでした。ティッシュは持参しましょう。
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