5世紀前半の二重周濠を持つ前方後円墳で南山城地域では最大級の古墳です。周濠を含める全長は約272m(墳丘長は約180m)で三段築成、葺石、埴輪、長持型石棺や武器武具などの副葬品と大王の設えですので大王の近親者で南山城地域を統治していた大首長墓だと思われます。
現地では大きさが分かりづらいのですが淀川流域では継体天皇陵が定説の今城塚古墳(全長350m、墳丘長:約190m)より一回り小さい程度の大きな古墳です。墳形は盛土量が一位の誉田御廟山古墳(応神天皇陵)を模したものです。
近鉄久津川駅にも近くアクセスは良いです。 前方後円墳を見学した感は乏しい所です。
近鉄寺田駅近くにある文化パルク城陽内の「城陽市歴史民俗資料館」には出土品などが展示されていますので見学されると良いと思います。 出土した石棺は京都大学総合博物館で、複製は京都府立山城郷土資料館(ふるさとミュージアム山城)な...
Read more城陽市の古墳を調べていると 城陽市のホームページに 市内で見学できる古墳が特集されており 南山城地域最大の前方後円墳とあり
城陽市歴史民俗資料館で 毎年春から初夏に掛けて古墳へ行こう展を されていることもわかったので 古墳巡りをする前に事前学習
久津川車塚古墳の石棺が再現されていたり 市内の古墳情報が展示されていて とても参考になった
地図もいただけたので 西側から現地へ行くと 看板があり、公園風になっているが 凄い草むらで広い敷地
上にも登れそうだったが断念して 東側へ移動
その間、線路を越え 古墳の端を縦断されていることを実感 東側からも近寄れず
城陽市歴史民俗資料館で石棺が見られて 良...
Read more近鉄久津川駅の東に残る古墳。京都府でも最大級の全長270メートル、墳丘長180メートルに及ぶ巨大な前方後円墳です。 ただし現在は開発等によって削られて、形状も定かでなくなり、さらに墳丘の中をJR奈良線が貫通しています。 それでも古墳西側から見ると、墳丘の大きさを実感できます。歩きにくい道ですが、墳丘の上まで登って行くこともできるようになっています。
なお古墳からは長持型の石棺や三角縁神獣鏡などが発掘され、国の重要文化財に指定されています。 城陽市の歴史民俗資料館(五里ごり館)に複...
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