この地に小野道風誕生の伝承がある事で建てられた記念館。道風の紹介と書道関係の資料がある。道風は三蹟のひとりで和様の書の創始者として知られている。和様の書とは、誤解を怖れずに言えば「和風フォント」である。平安時代に花開いた国風文化の中でひらがなとともに成立した。明治期に唐風(中国風)に変わるまでの日本の標準書体である。フォントが変わるとそれに関係する文物すべての雰囲気が変わる。字は体を表す、という言葉が示す意味の一端だろう。日本文化の大半が平安時代から江戸期のあいだに成立したことを考えるとき、その使用時期が一致する和様の書の存在は無視できないように思う。道風は「柳に蛙」の訓話や花札にも登場し庶民にも親しまれてきた人物である。この記念館に道風の真筆は置かれていないが道風を知ることは出来る。道風の名を知らないのならば一度は訪れて...
Read more【道風記念館】
小野道風公は平安時代に当地に誕生し日本三跡の一人としてたたえられた書聖である。
道風公は父葛絃がこの松河戸の地に滞留中に里人の娘をめとって生れた子である。 公は幼少時代をここで過ごし10歳頃父と共に京へ上がり刻苦勉励し後に書で身を立てた。
唐様から和様へと日本の書のさきがけを成した道風の精神と業績をたたえるとともに、今後あまねく書道文化の発展に資することを願って作られた記念館。
敷地内には公園、公衆用トイレ有り。
小野道風誕生伝説地(県指定史跡)の説明立札とかもあった。
駐車場はそこそこ台数が止められる広さがあった。
時間の関係で記念館の中を見れなかったので、また...
Read more小野道風生誕の地で書道の街である春日井市にある書道専門の博物館です。とは言え、定期的に変わる催し物の書家の作品展時や全国書道展覧会の展示会場などと、固定的な展示は少なく博物館と言うより展示会場的な雰囲気ですね。 館内で筆と硯と春日井市マスコットキャラのグッズ販売があります。硯は一般人には高級と感じる値段のものが多く、筆は上質なものが多いです。
来館の時期で無料の時があります。
また、書道作品の一般募集や書道イベントなどを行っている時もあるので、ホームページで確認すると良いでしょう。
シティーバスが止まり隣...
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