今回、王子動物園を訪れた際、一般公開していたので、内部を見学してきました。 外観からでは分からなかったですか、内部の造りはとても素晴らしく壁・天井・暖炉などどれも国指定の重要文化財だと感じられるものでした。 いつまでも残って欲しい文化財です。 なお、説明板には下記のように書かれていました。
旧ハンター住宅(国指定重要文化財)
昭和41年6月11日指定
現在の中央区北野町4丁日にある神戸外国倶楽部(トーア・ホテル跡)の敷地付近に、明治22(1889)年頃ドイツ人のA・グレッピーが英国人技師に依頼して建設した建物がありました。 この建物を明治40(1907)年ころにイギリス人 E. H. ハンターが買い取り、北野町3丁目の広大な高台に自宅として改築したのが現在の姿とされています。 市内に現存する異人館の中では、最大級の規模を誇ります。
建物、木骨煉瓦造(もっこつれんがぞう) 2階建で、西端には塔屋が付きます。 屋根は寄棟式の石綿スレートで、南側に2つのペディメント (切表破風)が設けられています。 基礎は石造、外壁はモルタル櫛目引きで、南面と東面には重初のコロネード(列柱)式ベランダが巡ります。 ベランダは当初開放されていましたが、日本の風土に適さないため、菱格子のデザインが目印象的な窓がはめ込まれています。
内部は、1階に玄関ホール、書斎、応接室、食堂を配し、各部屋には大理石のマントルピースがあり、各出入口の上部には、ブロークン・ペディメント(額縁)が取り付けられ、豪華な面影を残しています。 2階には寝室3室と居間を配しています。 階段の踊場の窓には、イギリスから取り寄せた色模様のステンドグラスが使われています。
ハンターが大正6 (1917)年に亡くなった後、所有者は転々とし、昭和35(1960)年には料理旅館...
Read more王子動物園内にあったので何の知識もなく、期待もせずに行きましたが、歴史を感じる素敵な建物でした
中に居た方が色々説明してくれたので、ただ見ただけじゃ分からない事が知れて良かったです
中のシャンデリアの電球の向きが当初の資料を見ると本当は逆だけど、国指定の重要文化財になったので元の向きに戻すのにも手続きが大変で戻せない、と教えて貰いました。 他にも床材の事や、階段の踊り場のガラスの事、色々な話をして頂きましたが閉園前という事もあり足早に見たのでもっとゆっくり見たかったなぁ
中は歩くとギシギシ音がするのも、味わいがあって非常に良かったです 動物園の入場料だけで...
Read more王子動物園内にある異人館で国の重要文化財 日立造船の前身の会社を興した人物であるハンターさんが 三宮の北野町に建てていた邸宅を1963年に移築 北野町の方の「ハンター坂」はその名残 1・2・8月は内部公開無し 3・6・7・9・11・12月は土日祝日のみ内部公開あり (3月の春休み期間中は平日も内部公開あり) 4・5・10月は平日も内部公開あり 内部公開時間は9:30~16:30(11・12月は9:30~16:00) 内部公開時の料金は無料
建築の詳細はともかく小学生の写生の題材と...
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