なかなか歴史のあるいいお寺さんでした。たまたま境内の庭木の手入れのご奉仕をしていた方が同年配のかたで、わたくしと地元が同じ吉永にお住いとかでいろいろお話しを聞くことができました。比叡山が総本山の天台宗のお寺さんで、その方が従事されるまで、境内は草木がかなり繁り、世話が大変だったようです。世話をする檀家さんがやはり減っているらしい。本堂の横手に行者堂があり、これは霊験があるとのこと。鴨長明が五十才の時にここで出家されたこと、芭蕉の句碑があること、赤報隊烈士で水口出身の方々の石碑があることなど話してくれました。大岡寺と書いてだいこうじと読むんですね。動画で庭木の世話をしている...
Read more「だいこうじ」と読むそうです。かつては、すぐ北の水口城本丸にある阿迦宮と石段で繋がっていたそうです。 本堂もちょっと変わった感じの建物で、非常に珍しいのではないかと思います。 かつては修験道等が盛んだったようですが、長らく無住のようです。 たまたま管理人の方にお会いし(たった一人で草むしりされてました)、色々なお話を聞かせていただいた上で、本堂内部を拝観させていただきました。度重なる寺荒らしに本当に困っているようでした。 昔みたいに新しい住持が来てほしいですね。 駐車場は無いようです。すぐそばに水口城跡の駐車場がありますので、そこを利...
Read more旧東海道〔水口宿〕の大岡寺(だいこうじ)に芭蕉句碑がある。 ①芭蕉句碑 いのちふたつ中に活たるさくらかな 翁 〔野ざらし紀行〕に出てくる句で、 水口にて二十年を経て、故人に逢う 命二つの中に生きたる櫻哉 となっている。貞享2年(1685)の作。 句碑には〔の〕がない? 桜は〔大岡寺の桜〕として水口八景のひとつ。故人とは門人の服部土芳のこと。 ②芭蕉翁碑前 円形の灯篭らしい ③鉛筆供養塔 (先日、友人から、この句についてメールが届いたことで、過去の投稿を見ると、句碑の写真が欠落しているのに気付いた。投稿したはずだが、再...
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