天台宗や日蓮宗で毎日交替で国家や国民などを守護するとされた三十番神のひとつ。式内社でもなく旧社格も村社で番神中もっともマイナーな神様。祭神は倉稲魂神(いわゆるお稲荷様)。三十番神は日吉大社の摂社が三社も入ってたり近江地方に偏って選ばれてるが、ここも三千院の鎮守とか天台座主円仁の勧請とされるなど山王神道との関連の深さから選ばれたのであろう。もっとも以前は今よりずっと立派な社殿だったそうだ。 ところで、当社には明治に禁止される以前、「大原雑魚寝」といって節分の夜、拝殿に集まった里の男女が灯を消して何やらいかがわしいことを行っていたと噂される行事があり、「嫁に貰い手がなければ大原に行け」といわれ、西鶴の『好色一代男』にも採り上げられるほど有名であった。まあ昔のお祭りにはよくある話。 なお、京都バス...
Read more御祭神は倉稲魂命(うがのみたまのみこと)大原八郷の産土神であり、九月一日に近い土曜日に、大原八朔踊の無形文化財が奉納されてます。軻遇突智命を祀っている事から、自然の三壺である、火壺、雨壺、風壺の火壺に関係していると思えます。倉稲魂命は宇賀神と関係があるのだろうと思われます。うが神の身体は龍神であり、龍神は天候も司る神ですから、雨乞い等も行われていたと思われます!自然の三壺を知っている事がら、古代日本には風水術が存在していたと考えられ、古代日本文明がバンバンに繋がってきます!日本の文明は中国、朝鮮からのものであると戦後植え付けられた教育のあり方に疑問を感じます!歴史ある神社で心身がスッと清められる印象...
Read more「えぶみ」神社と読みます。 大原にある古刹で、三十番神巡りで初めて訪問しました。 京都の神社仏閣の多くを巡りましたが、三十番神で初めて知り来ました。京都金比羅山の麓に鎮座しています。大通りから脇道を行きますが、車一台分の道幅を数百メートル行くことになります。対向車が来ない事を祈るばかり。 平日12時少し前に到着した際、参拝者誰一人いませんでしたが、社務所は開いていて、御朱印を授与して頂けました。 お話しを伺うと、以前は忙しく不在な事もあったそうですが、今はほぼ居るそうです。 京都らしからぬ神社の雰囲気が心地良く、心が洗われる様です。
ここから三十番神の貴船神社や鞍馬寺へは車で約20分、大原三千...
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