Wagner Nándor Art Gallery Mashiko — Attraction in Mashiko

(2025.4) 以前から気にはなっていたのですが会期に合わず、今回漸く訪れることができました。

最寄りの広い道路から、ギャラリーまでの坂は道幅が狭く、車とのすれ違いは困難です。 館の方曰く、周辺の方の敷地に少しだけ入らせて貰う形で、すれ違うしかないようです。

展示点数の割にはいいお値段がしますが、会期中繰り返しの入場が可能であること、こちらの保存に貢献することにも繋がるのかな、と思いました。

過去のNHKドキュメンタリーを館内で拝見し、ワグナー氏の半生を知り、深く感じ入りました。 よくぞ日本へ、そしてこの地に根をおろされたものだと思いました。

複数の聖者（？）の像や、ライブラリーでは（たしか）ダライラマのマントラも聴くことができ、自然豊か...

年に２回、２ケ月だけ開かれる彫刻家ワグナー・ナンドールの美術館。ハンガリーに生まれ、日本人の妻と結ばれ終の棲家となる益子のこの地にアトリエを構えました。山桜が美しい春の開催は４月15日～５月15日。秋の開催は10月15日から彼の命日の11月15日まで。特に秋は絶景で代表作『哲学の庭』も紅葉で美しく染まります。『哲学の庭』で輪を囲むのは宗教・哲学・法を体現する、老子、釈迦、キリスト、エクナトン、アブラハム。本作は中野の哲学堂公園も2009年に設置されていますがワグナー・ナンドールが愛し、眠る地だからこそ彼のスピリッツを間近に感じさせてくれ訪れるべき...

ハンガリーから亡命した後、いろいろあり過ぎた末に 妻のちよさんに連れられて日本にやって来て 更に栃木県は益子町にやって来て 色んな伝手を使って、こなげな施設を創り上げた ワグナー・ナンドールさんの美術館とその他いろんな施設もろもろいっぱい。 噂には聞いていたけど、これは確かに凄いところでした。 昔々の日本にはこんなにお金があったんだなぁ、と思いながら 一度は訪問し...