Rinzaishu Myoshinji-ha Tenrin Temple — Attraction in Matsue

歴史好きで、松江歴史館の展示を、時々見に行きます。今回知人から話を聞き、企画展「出雲国の白隠・大雅・風外」を見に行って来ました。

それによると、ここ天倫寺は、なんと白隠禅師の十大弟子の一人"円桂祖純"が江戸期に住職を勤めた寺で、また同じく白隠に禅を学んだ著名な文人画家"池大雅"が逗留したとのこと。そして、展示の中国赤壁の風景は、或いはここ天倫寺からの眺めをモチーフにして、描いたかも？との話で、興味を持ちぜひと訪れて見ました。

また、宍道湖畔の見晴らしの良い場所であることから、堀尾吉晴が当初、松江城の候補地として気に入った場所とのことで、一度訪問してみたいとも思っておりました。

山門に至る階段から境内の中まで、新緑の木が良く整備されていて、気持ちが良かったです。そして、山門の隣にある鐘楼が大きくて、目を引きました。境内では、宍道湖側の高台の方に道伝いに歩けるようになっており、民家が多少邪魔にはなりますが、宍道湖の風景が見渡せます。

境内の宍道湖側には庭付きの離れがあり、往時の客人達は、茶の湯を嗜みながら、ここから景色を眺めたのかもですね。また小高い小さな祠もあり、上に上がってみると、宍道湖をより広く見渡すことも出来ました...

この付近の地下に天然ガスがないか調査中に温泉が涌きだし、 「天倫寺温泉」と名付けられたが、湯量は多くなく、 さらに周辺調査を行い松江温泉（現・松江しんじ湖温泉）が開削されたそうな。

「天倫寺温泉」としての温泉施設は既に無く、源泉は付近のマンションにの...

宍道湖を見渡す景勝の地に〔天倫寺〕がある。境内の南端に西本一都の句碑が建っている。 初明り大宍道湖を展（の）べんとす　一都 西本一都　大阪府...