伊丹十三氏監督の映画が大好きで、今だに主な台詞が口からスラスラと出てくるほどですから、先日愛媛に赴いた際に期待に胸を膨らませて訪問しました。 入場料は大人800円也! 正に、遠路はるばるかつ意気揚々と入場したものの、何ですかこれ…?
氏の生い立ちをはじめ、氏がいかに料理などにこだわっていたのかを延々と解説し食器や湯河原のオーブンまで鎮座していましたが、肝心の映画に関する展示は素人でも集められるパンフレット等があるだけでしたので、一気に落胆し10分で館を出ました!
夫人でもあり、かつ館長でもある宮本信子氏がこのクチコミをご覧になられるのか、はたまた削除されるかは不明ですが、これでは伊丹十三記念館ではなく本名の池内義弘の生い立ちと趣味の記念館でよくありませんか? 氏の世界的知名度の高さは言わずもがな「映画」を通してであって、私とてそれを観たからここを訪ねたのであって、その名を冠するのであればまずは映画主体の記念館ではないでしょうか?
例えば「マルサの女をマルサする」のような実物メイキングとでも申しましょうか、小道具や台本や絵コンテなどを各映画毎に展示公開は、今後増やすことは出来ないのでしょうか? 板倉亮子が胸から下げていたゴムバンド証や、タンポポ子役の「野菜で育てています札」なんかの小道具、撮影現場のオフショットなど(スーパーの女のものは一点ありました)でもあれば、氏のファンであれば鳥肌全開になりますから、映画に関するものの展示をもっと広げて欲しいと思いました。
つまるところ、あまりにも一部に偏り過ぎてしまっていて、それは氏の意向かも知れませんが、あくまでもラーメンを食べるのはド素人であって、「その素人に分からないラーメンを作ってどうすんの?」...
Read moreIt is a niche museum dedicated to a brilliant talent. If you are familiar with japanese movie and pictures, then you will enjoy the museum which documents his life. Museum cafe...
Read more久々の来館です。松山市の郊外にあたるのでしょうか、すぐ近くに椿神社があります。 真っ黒な外観でかなり目立つ建物です。駐車場も無料です。 受付でチケット(大人800円)を購入します。奥へ進むと、十三にちなんで13のテーマで伊丹氏の人となりが紹介されていきます。巡っていくと、いかに彼が好奇心旺盛で、マルチな才能を持っていたかを実感させられます。 また、彼が出演した地元の一六タルトのCMなども拝見できます。 そして展示コーナーを抜けると、建物の中央に1本の木が植わった芝生の中庭が広がっています。伊丹氏がそこにいるような感覚を覚えさせてくれる空間です。 その中庭を眺めるようにカフェが併設されています。私はアイスティと饅頭のセットを。 カフェの中にも映画『タンポポ』のポスターに描かれた伊丹氏直筆の出演者のイラストが展示されています。先ほどまで拝見していた展示の余韻に浸りつつ、のんびりと過ごせるカフェです。 そして出口手前にはグッズ販売もしており、書籍、DVD、文具や小物、菓子などたくさん揃ってます。 今回は、伊丹氏が印伝を愛用していたとのことで、印伝の印鑑ケースを購入しました。
伊丹ワールド全...
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