大正12年(1923年)9月の関東大震災の山崩れにより沢がせき止められて出来た湖です。自然現象で出来た土砂ダム(天然ダム)という点では大正4年の焼岳噴火で出来た上高地の大正池に似ていますね。土砂ダムは不安定で早晩決壊する場合が多いのですが、震生湖と大正池は長期間安定した珍しい例外なのですね。この大震災で発生した峰坂の土砂崩れで震生湖の西にある小原地区から秦野市街にある南秦野尋常小学校(現在の秦野市立南小学校)に通っていた女の子2人が巻き込まれ犠牲になっています。現在、峰坂の「震生湖」バス停の脇に女児二人の犠牲を悼む大震災埋没者供養塔があります。但しこれは峰坂(北向き斜面)の崩壊の犠牲になったもので震生湖側(峰坂とは尾根筋を越えた反対側(南向き斜面)の市木沢の斜面(現在太陽光発電のソーラーパネルが並んでいる近辺)の崩壊)とは別の場所での事故です。このように不幸な大震災により誕生した湖ですが、今は静かな山峡の水面に春は新緑、秋は紅葉を映して訪れる人々の目を楽しませてくれています。私が訪れたときには釣りをする人(...
Read more神奈川県で人気紅葉ランキングに入っている秦野の震生湖。 初めて伺わせていただきまた。 朝8時前に無料の駐車場に到着、まだ2〜3台しか止まっていませんでした。 さっそく散策へ、森の中を下へ降りると湖が広がっています。 湖の縁にそってハイキングができます☺️
素晴らしいです。湖面に映った色鮮やかな紅葉は、本当に綺麗でした。
私達は、湖の縁にあったテーブルで朝食をいただきました。 朝食は、こちらに来る前に立ち寄ったパン屋さん(みちぱんさん)で購入しました。 カワセミ等の野鳥を眺めながらいただく朝食!最高のロケーションです♥
本来は湖を一周出来そうでしたが、この日は橋の架替え工事の為一部閉鎖されており、一周することはできませんでした。 来年は工事も終わっているでしょうから、景観も、もっと素晴らしいものとなっているでし...
Read more釣り人しかいません。なにもなく小さな湖です。となりに太陽光発電の施設があります。 1923年(大正12年)9月1日の関東大震災でこの付近は幅約200mにわたって陥没し市木沢(いちぎさわ)がせき止められ、震生湖は誕生しました。ゴルフ練習場北側の絶壁は当時の崩壊した跡といわれています。 この震災で、小原地区の女の子2人が南小学校から下校する途中、峰坂で行方不明になったといわれています。現在、峰坂を登った丸山のバス道路わきに、その供養塔が見られます。面積13,000平方メートル、周囲約1,000メートル、水深は平均4m、深いところで10mといわれています。フナ、コイ、オイカワ、オオクチバスなどの魚類と共に、コゲラ、サンショウクイ、ヤマガラ、オナガ、カワセミなどたくさんの野鳥の姿を見る...
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