2025.5 旧二本松藩領総鎮守 旧社格は県社 【御祭神】 ●熊野宮(拝殿奥、向かって右の本殿) 伊邪那美命(いざなみのみこと) 速玉之男命(はやたまのおのみこと) 事解之男命(ことさかのおのみこと) ●八幡宮(拝殿奥、向かって左の本殿) 品陀和気命(ほむたわけのみこと) 氣長足姫命(おきながたらしひめのみこと)
熊野宮と八幡宮のお宮を祀ることから御両社と呼ばれていたそうです。 再建されて200年を超える拝殿と随神門は堂々とした造りです。 拝殿と随神門にある幕には家紋が2つ飾ってあり、直違紋(✕のやつ)と右三つ巴がありました。 周囲も緑に囲まれた静かな神社です。 訪問時は他に参拝者はいませんでした。 【由緒】 社伝によれば、創建は久安年間(1145年頃)とされ二本松に地頭として入った安達盛長が塩沢田地ヶ岡に居を構えた際に熊野権現を「熊野宮」として祀ったことに始まる。その後、奥州探題だった畠山満泰が田地ヶ岡から白旗ヶ峰に居を移し、二本松城と称した。この際、「熊野宮」も城内に遷座、畠山氏の氏神である八幡大神を祀る「八幡宮」と合祀された。 寛永20年 (1643年)、二本松藩の藩主として入った丹羽光重は扶持米80石と社領25石を寄進。祭神の霊夢を見て社領50石をさらに寄進し現在地に遷座させ、二本松藩の総鎮守として領民が誰でも参拝できるよう解放した。 光重はこの時、歴代城主の守護神であった八幡宮を下座である左側に、領民の守護神であった熊野宮を上座である右側に祀った。 寛政6年 (1794年)に火災によって社殿が消失し、文化2年...
Read more福島県二本松市に鎮座する二本松神社に参拝致しましたので由緒等引用を用いて調べて見ました。社伝によれば、創建は久安年間とされ二本松に地頭として入った安達盛長が塩沢田地ヶ岡に居を構えた際に熊野権現を「熊野宮」として祀ったことに始まる。 その後、奥州探題だった畠山満泰が田地ヶ岡から白旗ヶ峰に居を移し、二本松城と称した。...
Read more二本松藩主...
Read more