最上三十三観音の参拝でお伺いしました。 コロナウィルス感染症の影響で二年間延期されていた霊場御本尊の御開帳(観音堂の観音様)です。 石水山西光寺といい時宗のお寺で、観音霊場第二十九番札所になります。 観音堂の中でお勤めをしました、別称で大石田観音と呼ばれています。 御本尊は聖観世音菩薩で作者は不詳です、かっては現在の西念寺より西方一町位の所に立光庵という尼寺があり観音の別当として奉仕していたが江戸時代に尼寺が廃寺となったため、観音様は西念寺に移されたというが確かな記録は残されていない。 一説によると大石田に住んでいた、細川甚兵衛の子孫の仙大が最上川で釣りをしていた時に尊像を見つけて西念寺に運び安置したとされる話しもある。 観音堂は寛文十年(1798年)に町の人々が観音堂を建てようとしていた時に最上川に巨大な大木が浮かび上がりこれを使用して建立されたと伝えられている、さらに町の人々は寄附を集め合い西念寺の境内に立派な御堂を建てたという。 西光寺は宝徳三年(1451年)に山形市内の光明寺七世達心の開山です。 明治三年(1870年)七月十八日に起きた町の大火のために西光寺は延焼したが、尊像だけは火事の中から取り出され無事であった。 現在の御堂は明治五年(1872年)、西光寺の三十一世知道上人の時に再建されたもので山門には四メートル近くある一...
Read more千葉佐倉市からわざわざ参拝しましたが、御朱印を頂こうにも誰もいません。大石田観音だけでなく、最上三十三箇所全体に言えることですが、全国一ノ宮のようにいない時は置御朱印にして欲しいですね。日付が入ってないのでちょうどいいと思うのですが。今日1日観音堂を数ヶ所回って、四国八十八箇所や全国百観音(西国三十三箇所、坂東三十三箇所、秩父三十四箇所)と違って、出羽百観音は、御朱印を頂くのが至難の技だということがわかりました。無人の観音堂では、どこで御朱印を頂けるのか書いていないし、観音堂も鍵を掛けて開いていない御堂もたくさんありました。また人がい...
Read more大石田町〔西光寺〕に芭蕉句碑がある。 さみだれをあつめてすずし最上川 新旧2基あり、旧碑(明和元年、1769年建立)は劣化が進んでいることからガラスケースに収められている。また芭蕉の「さみだれを・・」に対する高野一栄の脇句の碑も建っている。 岸にほたるを繋ぐ舟杭 境内には芭蕉と思われる小さな像もある。 大石田町には〔高野一栄邸跡〕もあって、やはり句碑が建っている。(...
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