国指定史跡。昭和59年1月11日。 梨久保遺跡(なしくぼいせき)は、長野県の中央部、諏訪湖の西北の山麓に位置し、常現寺沢によって形成された標高830㍍から860㍍の小扇状地の上に立地する縄文時代を主とした集落址であり、縄文時代中期初頭を代表する『梨久保式土器』の標式遺跡として有名である。 これまでの調査で、遺跡は、扇状地の谷口部から扇央部一帯にほぼ等高線に沿う形で、上・中・下の三群の縄文時代中期を中心とする住居址群が展開し、住居址群の間にかめ破りの土壙墓を含む小竪穴群が存在していることが確認され、出土遺物は、繊細華麗な籠目文の梨久保式土器のほか、石器、翡翠、琥珀の玉等多数が発見されており、中部山岳地方における東西文化の交流や縄文中期文化の成立と、その展開を捉える上に欠くことができない重要な意味を持つ遺跡である。(岡谷市教育委員会の説明板より)
岡谷市立図書館の庭には、敷...
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